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ジュニアサッカーのチーム移籍。強豪チームのBチームに入ってどうなったか?

投稿日:2022年7月7日 更新日:

本人の希望で、小学校のサッカー少年団からクラブチームに移籍したのが小5の秋。

移籍先は、地域でも有名な強豪チーム。もちろん、入ったのはその2軍(Bチーム)。

下手でも、楽しくサッカーやれるならいいんじゃない?程度に思っていましたが、なんと、めきめき上達しはじめました!

移籍して半年を過ぎ、どう変わったかをまとめました。

今までと違うポジションを楽しむようになった!

クラブチームに入ってから半年、「今日は練習試合で3点入れたよ!」などと言って、嬉しそうに帰ってくるようになりました。

移籍前のポジションは、もっぱらディフェンス。そもそもあまり点を取ることのできないチームです。練習試合でも、シュートを打つことはほとんどありませんでした。

足が早くて戻りが早い、持久力があってパフォーマンスが落ちない、全体を見ることができ仲間との連携もとれる、という評価をもらって、センターバックやサイドバックを任されていた。
なーんて言えば聞こえはいいのですが、実際は、サッカー部に入ったのが小学校1年生の終わりと遅かったので(早い子は年長の時から入っている)、早くからいるメンバーがチームの中心となり、特に技術があるわけではなかった長男は、皆のサポート役にまわっていた、という感じでした。

本人も、トップなどに行きたい気持ちあったようですが、ディフェンスが弱くなると大量に点をとられるという危機感もあり、ディフェンスが身についてしまっているようでした。

移籍先は、Bチームと言えども強豪チーム。皆、とても上手です。

下手ながらも「トップに行きたい!」と言えば、「いいよ、俺守っとくわ」と仲間の選手が言い、すごいスキルでディフェンスをしてくれます(びっくり!)。それだけでなく、積極的な声かけで、指示までくれます!

コーチも「やってみろ」と言い、下手でも怒られないどころか、「今のよかったぞ!」と褒めてくれます!

そんな皆の優しさに甘え、経験のなかったトップやサイドハーフのポジションを担当させてもらうことになりました。

そして、移籍後半年を超えた頃には、毎回、ゴールを決めた話をしてくれるようになったのです!

ドリブルの楽しさに目覚めた!

移籍後には、シュートを打つ楽しさだけでなく、ドリブルの楽しさにも目覚めました。

移籍先のクラブチームでは、個人技術を高めてくれるトレーニングが多くあります。
最初のウォーミングアップでは、インステップのリフティングだけでなく、インサイドアウトサイドのリフティングが基本練習です。

皆、それを軽々と50回以上続けることができます。

一方、もともと「自主練」という言葉が辞書にない長男。

皆と一緒になってリフティングをするのですが、特にアウトサイドのリフティングなどはできるわけもなく、最初はとても苦労していました。

しかし、周りはうまい子ばかり。それに交じって毎回練習しているうちに、だんだんできるようになってきました。

そして、これができるようになってくると、ボールの足元さばきがうまくなってきました。

ドリブルも、足元のボールを右に左に、前に後ろに、ぐるりと回って、ちょっと浮かせる、なんてことができるようになってきます。すると、ドリブルするのが楽しくなってきたようです!

特に、「チャリン」(ドリブルで相手の股の間を通して抜くこと)が気に入ったようで、練習試合でもそれが決まると楽しそうに話してくれます。

また、ドリブルで相手を抜けられるようになると、「俺って最強!」という感覚になるそうで(単純な性格ですw)、どんどんドリブル突破をしようとするようになりました。

コーチはよいプレーをすると褒めてくれます。基本的に、素直で単純な性格なので、どんどん調子に乗ってドリブルをするようになりました。

今や以前のサッカーの動きとは、まったく違う動きになっています。

半年でこんなに変わるのかとびっくりします。

見える世界が変わった!市内から全国、世界へ!

クラブチームに移籍する時、Bチーム確定はわかっているけど、Bチームも試合とかあるのかな?試合に出られるのかな?(ずっと練習だけで終わる感じかな?)と心配していました。

しかし、心配無用でした!

試合に出るのはAチームとばかり思っていましたが、Aチームは県の4種トップリーグで試合をするので、市内大会に参加するのはBチームでした!

つまり、サッカー少年団にいた時と同じように市内大会に出場することができました。Bチームの人数はそんなに多いわけでもないので、レギュラーとして試合に出ることができました。

そこで目指すは県大会出場!なのですが、Bチームでもうまい子が多いので、県大会が夢ではない状態です。

そして一番の驚きは、Aチームとの交流がそれなりにあるということです。特に平日練習では参加者が少ないので、同じチームのメンバーとしてプレーしています。

そしてそして、Aチームが地方大会や全国大会に出場する時、Bチームのメンバーにも声がかかることがあるのです!

今まで市内大会しか目に入らなかった世界でしたが、今や日本の強豪チーム、そして世界の強豪チームにも関心が行くようになりました!

一気にサッカーで見える世界が広がった感じです。

サッカーのことはまるでわからない親なのですが、サッカーに興味を持たせてくれたサッカー少年団、そして全国までの視野を広げてくれたクラブチーム、本当にありがたい存在だなと感じます。

サッカーが好き、サッカーが楽しい、と思う人が、こうした世界を作り上げているわけで、長男もサッカーの世界に関わることができて、今後の人生も楽しそうだなと感じています。

子どものサッカー

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