国際教育フェアのパンフ

自立心旺盛で、寮にある高校に行きたい長男。

国際バカロレアの全寮制高校を見つけ、そこへの進学準備をしていました。
が、ここにきてまさかの問題発生中です!

寮に入りたい希望が、国際バカロレア教育への興味に

小学5年生で、サッカーのクラブチームに移籍した長男。

そこで学んだのは、「家を離れて友達と1日過ごすのは楽しい!」「寮生活がしたい」というでした。

そのため、高校は寮のあるところを探しました。

寮でバリバリ勉強させてくれる高校、
サッカーを存分にできる高校、
不登校の子でも優しく受け入れてくれるという高校

などいろんな方向性で、本人が気に入る高校が見つかりました。

しかし、いいなと思っても

学校の成績が足りなかったり、
サッカーの技術が足りなかったり、
卒業後の選択肢が狭まったりと、

なかなかこれ!という高校が見つかりません。

その時に、知ったのが、国際バカロレア方式をとる全寮制の高校でした。

成績はちょっと足りていないかもしれないけど、本人のやる気で入学は可能ということでした。

行きたい高校が見つかる!サマーキャンプなどにも参加

入りたい高校は、県外にある全寮制のおしゃれな高校です。

体験授業で、国際バカロレア方式での授業を受けてみると、自分で調べて、まとめて、グループでディスカッションしてと、中学校で受けてきた授業より楽しめるようです。

もともと多様な人と関わるのが大好きな長男。

日本の暗記一辺倒の勉強より、がぜんやる気がでます。

また、学生の半分が留学生、寮は4人部屋と聞いて、ますますテンションあがります(人と関わるのが大好きな寂しがりの性格)。

授業も日常生活もすべて英語ですが、入学時に英語の能力が足りなくても、サポートプログラムが充実しているので、卒業時には英語がペラペラになるのだとか。

実際、在校生は流暢な英語で話しています。多くが海外大学進学を目指すのだそうです。

将来は海外の大学に行きたい気分になっていた長男は、すっかり気に入りました。学校説明会はもちろん、スプリングキャンプサマーキャンプにも参加して、その意欲をアピール。

気になるのは成績ですが、入学試験は英語のEssayと面接で、長男の学校の成績でも合格は不可能ではないとのことでした。

何度もイベントに参加するうちに、友達もたくさんできました。

はやく受験を終わらせて、仲間たちと新生活を始めたい!という意気込みです。

まさかの不合格!そして留学したいと言い出す←いまここ

10月に募集受付がはじまり、その初日にネットからの申し込みをおこないました。

「受付しました」の連絡がなかなかなくてハラハラしながら、毎日、サイトを確認します。

やっと一次選考通過の連絡が来ました!次は、英語での面接です。

面接対策として、アメリカ人の先生の家に通いました。英検準2級もなんとか一次試験を受かりました。

面接はZOOMです。親は声の聞こえない場所で待機。本人は何とか答えたとのことでした。

一通りの手続きが終わったので、後は合格の通知もらって、新生活への準備をと思っていました。

が、そうそうに来たのは、「不合格でした」との連絡でした。

思わず目が点になりました。

不合格の連絡を聞いて絶句した長男、次の日には自分で電話をかけて、なぜためだったのか?もう一度受けるチャンスはあるのかを聞いていました。

不合格の原因は、面接でちゃんと答えられなかったことだそうです。かなり、トンチンカンな答えをしていたそう(親は離席するので、知らなかった)。

アドバイスとしては、2年の編入試験に合格する、来年もう一度受ける(高校浪人)ということでした。

そんなこんなで、英語力を鍛えるために海外に留学させてくれと言い出した長男。

そりゃ、そうすれば英語力上がるかもしれないけれど、どれくらいの料金がするの???

春に「国際教育フェア」に行ったけど、それは国際バカロレア教育について知るためで、留学なんて他人事でした。

こんな経緯で、まず、親が情報収集するところからスタートしています(泣)。

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