問題 育児

少年団からクラブチームへ。小学5年でサッカー移籍!?

投稿日:2022年1月26日 更新日:

小学5年生の長男、なんとサッカーチームを移籍しました!

そんなに熱心にサッカーをやっているわけでもないのですが、ちょっとしたきっかけが積み重なっての、「クラブチームへの移籍」となりました。

親は後から、「移籍って結構大変なことなんだ~」と理解した始末。そんなこんなをまとめてみました。

突然の移籍騒動!きっかけになったのは?

長男が所属していたのは、毎日通う小学校の運動場で活動している少年サッカーチームです。

わが家は、赤ちゃんの頃から山登りなどのアウトドアで遊ぶことが多く、ボール遊び自体そんなにする方ではなかったのですが、クラスの友達に誘われて、2年生になるころに入部しました。

1学年15人ほどのチームですが、みな仲も良くて、サッカーの練習がない日でも、一緒に外で遊んだりしていました。

活動日は、平日の放課後と土曜午後。土日は試合が入ったりします。

友達には、これに加え民間のサッカースクールに通う子もいましたが、わが家は送迎も面倒だし、子どもも友達と遊ぶ時間がなくなるのはイヤ!ということで、通わせたことはありませんでした。

そんなこんなで小学5年生になり、夏休み。
夫は仕事、私は入院と仕事、次男は学童保育で、長男だけ暇人です。そこで、夏休みに開催されるいろいろなサッカーのサマースクールに申しこみました。

本人は特に乗り気なわけでもなく、かといって嫌がるわけでもなく、なんとなく行きだしたサマースクール。
しかし、夏休みの終わりに電車とバスで通ったスクールがとても気に入って、今後もそこに行きたいと言い出しました。

そもそもサッカーがそんなに上手なわけでもない長男です。

小学校高学年になると、市の選抜試験(地区のトレセン選考試験)があるのですが、その試験を受けるためのコーチ推薦をもらえないレベル。

そんな長男なので、「スクールで教えてもらってもいいんじゃない?」と、私も気軽に考えたのが、移籍に発展するきっかけとなってしまいました。

少年団とスクール、クラブチームの違いとは

そもそも、私自身サッカーの組織について、よくわかっていませんでした。
クラブチームって何?」という状態。クラブチームとサッカースクールの違いがわかっていませんでした。

「移籍になるよ」と言われ、「そんなに上手じゃないです。」と答えていましたw(移籍は上手い人がやるイメージだった)。

今回わかったことをまとめると、以下のような感じです。

サッカー少年団 小学校で開催していたのはこちら。小3からJFAへ選手登録。費用割安
サッカースクール サッカーを教えてくれるところ。所属は関係なし
クラブチーム 民間のチーム。こちらに所属になるとサッカー少年団に所属はできません。

つまり、サッカー少年団とクラブチームには、「JFAの選手登録」(小学生は4種)というものがあって、どこか1チームにしか登録できないというルールになっているそうです。

選手登録する際は、必ず所属するチームから申請します。

選手は、同じ競技の複数チームに同時に登録することはできませんが、サッカー加盟チームとフットサル加盟チームに同時に登録することはできます。

https://www.jfa.jp/registration/player_team/

長男が行ったサマースクールは、クラブチームが開催しているものでした。
このクラブチームは、平日や長期休暇中はサッカースクールを開催していますが、基本はこのチームの選手(JFAに選手登録)して活動するメンバーで活動しています。

つまり、スクールに通ってちょっと学ぶ分には問題ないけど、一緒に試合に出ようと思うと、今まで所属していたサッカー少年団の選手登録を解除して、「移籍」する必要があるのです。

そして、今までいたチームの仲間とはもう一緒にサッカーをできないということになってしまいました。

選手登録ってのが大切だし、ややこしい

このような移籍、すごくトラブルになるみたいです(後で知った)。

公式試合は、選手登録したチームで参加するので、どのチームで登録して試合に出場するかが、とても重要になってきます。ひとりの選手が抜けただけですごく弱くなってしまう場合もあれば、選手が足りなくて公式試合自体に出られなくなる場合もあります。

また、小学校4年生はU-10(アンダーテン)、6年生はU-12(アンダー12)の公式試合があり、選手登録したチームで地区予選を勝ち上がっていったりするので、ますます移籍は難しくなるそうです(兵庫県の場合)。

長男は、小学5年生の秋に移籍となりましたが、隣の市では4年生以上での移籍は禁止というルールがあると聞きました。引越しなどの場合を除き、市内の別のチームに移動するということができないそうです。

移籍するには、まず前のチームの籍を抜く必要があるのですが、前チームが登録を抹消してくれないから、新しいチームの籍を入れることができず、公式戦に参加できない、なんてこともあるそうです。

また、そうしたトラブルを事前に避けるために、登録抹消してから半年以上経たなければ次のサッカーチームに登録できないなどのルールがある地域もあるとか。

予選を勝ちあがるために敗退したチームから選手を引きぬく、なんてことができないように、移籍禁止期間の設定があったりもするそうで。

確かに、真剣になればなるほどややこしい問題なのだと理解しました。

長男は、そこまで期待されていた選手ではなかったからか、比較的すんなり移籍できました。
自分でコーチに説明をしに行き、コーチもそれを後押ししてくれたため、そんなに大きなトラブルもなく移籍となりました。

新しいチームでの練習は、通うのに少し遠いですが、楽しそうにしています。

私の方が、変化についていけない感じです。

子どものサッカー

目次にもどる

アドセンス




アドセンス




-問題, 育児
-

関連記事

「小1の壁」についてはひとやすみ

4月から、大変な思いをした「小1の壁」。 自分の記録用に、 そして今後ぶちあたる人の参考になるようにと その詳細をまとめようと思っていたけど、 つらい記憶は、なかなか筆が進まない。。。 ということで、 …

暇すぎのポーズ

休校中の1日の理想スケジュール(小4男子の場合)

臨時休校、長いです。長すぎます。2ヶ月目に突入しました。 学校に行けない、お出かけできない生活です。メリハリがなくなり、気を抜くと生活がみだれてしまいます。 そこで、わが家が心がけている1日のスケジュ …

八重桜

退職後に言われた「学童保育はすぐに辞めて!」市役所が一番のストレスだった!

退職後の手続きに、市役所に通った4月中旬。 その時、学童保育を担当する部署で言われたのは、「今すぐに、学童を辞めてください」という言葉でした! まさかの言葉に、パニック!!なんやかんやで結局はなんとか …

新聞紙イメージ

低学年で国語力を鍛える!毎日の音読は小学生新聞

小学生になると毎日、教科書の音読が宿題として出されます。 でも毎日同じ文章を音読するのは、子どもも聞く親も苦痛。そこで、わが家は小学生新聞を利用しています。 新聞を取る家も少なくなっているようですが、 …

「小1の壁」にぶちあたっていました

久しぶりの更新です。「小1の壁」にぶちあたっていました。 出産しても仕事に復帰し、頑張って仕事と育児を両立してきたお母さんが「小1の壁」にぶちあたって、仕事を減らしたり辞めたりする理由がわかりました。 …

プロフィール

フルタイム勤務を20数年するも、仕事と育児の両立は大変で、退職。そして起業しちゃった!

わが家独自の教育方針(旅育、外遊び最強、塾に行かせない等)で育てた2人のこども(2010、2013)は、すくすく育ってくれています。

人生は学び!学びは楽しい!。

プロフィール

アーカイブ