小豆島2日目の朝。今日も晴天です!
ホテルで朝食をとった後、寒霞渓にハイキングに行きました。
こどもたちが歩けるか心配だったのですが、結果は、親もこどもも、とても楽しんできました。
小豆島の自然を実感できる寒霞渓ハイキング、とってもお勧めです!
寒霞渓は、日本三大渓谷美らしい
「寒霞渓?”かんかけい”って読むんだ、ロープウェイがあるんだって。」ぐらいの知識しかなかった私。
でも、ハイキングコースがあって、たくさんの奇岩が見れて、日本三大渓谷美の1つ、と聞いて俄然興味がわきました。
「日本三大渓谷美」は以下だそうです。
・寒霞渓
・妙義山(群馬県)
・耶馬溪(大分県)
ややこしいことに「日本三大渓谷」と言うのもあります(”美”がない!)。
・清津渓谷(新潟県)
・黒部峡谷(富山県)
・大杉峡谷(三重県)
渓谷”美”ということは、「見て素敵な渓谷」という感じなのかな?
「表12景」と「裏8景」。こどもでも登れる?
寒霞渓には、「表12景」と「裏8景」という2つのハイキングコースがあって、それぞれ12個と8個の奇岩を見れるそうです。
でも、どこからスタートするのかわからない。
駐車場があるのかもわからない。
そこで、とりあえずロープウェイ乗り場に車で向かいました。
駐車場にあった看板は以下の通り。
どうやら、「表12景」はロープウェイ乗り場の奥から、「裏8景」は、途中右手に入った道の終点の駐車場から始まっているようです。
駐車場の看板を見ている間に、こどもたちははしゃいで、「表12景」の山道に入っていきます!
所要時間は、大人で登り1時間ほどとのことでした。
果たして、6歳と3歳のこどもたち、山道を1時間以上歩けるでしょうか?
スタート早々、3歳の次男、「抱っこ紐に入る」と言いだしました。
そして、速攻寝ました…。
昨日夜もはしゃいでいたし、今日の朝からも絶好調だったので、「今は寝よう」という判断でしょうか?
8キロの荷物発生!ですが、手荷物は多くはないので、大人はトレーニングだと思って緩やかな坂を上ります。
道路はすべて舗装されているので、アスレチック好きの長男は、ちょっと面白くない様子。
でも、ポイントごとに12景の看板が立っていて、奇岩の方向が矢印で示されているので、皆より早めに歩いては、「次見つけた~」と楽しんでいました。
野生のサルに会うこともあるらしいのですが、今回は大人もこどももしゃべって賑やかだったためか、サルには会えませんでした。
でも、イノシシの痕跡はいっぱい!掘り起こした跡、泥浴びした跡が続いていました。
帰りはロープウェイでたったの5分!
たくさんの奇岩を見上げるのも面白かったのですが、山頂近くなると、奇岩の奥に見える小豆島の町と海が素敵です。
渓谷の間をロープウェイが行き来するのが見えます。
これは、「四望頂(標高560m)」からの眺め。
その後、「鷹取展望台」、そしてロープウェイ乗り場がある「三笠広場」まで尾根を歩きます。その頃には、次男も眠りから覚め、歩きはじめました。
所要時間は、2時間弱でした。
途中、東屋でのおやつ休憩が2回、後半は双眼鏡でのぞいたり、木の実を探したりしてかなりペースが落ちましたが、それなりの時間で登頂できました。
広場にあったレストランで素麺を食べ、お土産を買い、ロープウェイで下ります。
ロープウェイは割引を利用しました。ホームページの割引券でもJAFでも、同じ1割引きでした。
ロープウェイは、高所恐怖症のメンバー(大人)が、足元まで透明のゴンドラに悲鳴を上げていましたが、あっという間にもといた駐車場へ到着。所要時間5分です!
ハイキングコースを登りながら、1つ1つ確認してきた12の奇岩も、ロープウェイから2つ3つ確認しただけで、下に到着してしまいました。
でも、小豆島の自然をじっくり楽しめた感じがして、大人もこどもも大満足でした!
次は、車で大部港に向かい、フェリーで小豆島を離れます。