10歳までは遊びが勉強!というのが、わが家の教育方針。「遊びなさい!」と言っても、「勉強しなさい!」とは言いません。
「宿題した?」はしょっちゅう言うんですけどね。
勉強は楽しいもの!と思っている
実は、私自身が「勉強しなさい!」と言われずに育ってきました。
そのため、今でも勉強は楽しいもの!と思っています。いや、勉強は楽しくなきゃ意味がない!ぐらいの気持ちです。
習い事は、いろいろやりました。お茶にピアノ、 そろばん、 書道、スイミング。
親や友達から聞いて、「やりたい!」と通ったものでしたが、結局、どれも長続きしませんでした。
「やりなさい」とも「続けなさい」とも言われず、「やりたくて習って、やめようと思ってやめた」感じです。
塾に行き始めたのは、小学校5年生。友達の多くが塾に行っていて、自分も同じように行ってみたいなと思ったのがきっかけです。「勉強しなければ!」なんてこれっぽっちも思っていないw。
選んだ塾は、個人経営で、優しい先生がいました。英語を習いましたが、授業終了時に飴がもらえるから選んだ、というのが本当のところです。
結局、中学校の成績は、塾に行った英語だけ悪かったので、塾の成果はまったくなかったことになります。結局、そんなものだと思ってます。
勉強に飢えさせる方が、吸収がよい?!
あまりにも勉強をしていないと、勉強をしたくなります。知識欲とは、そういうものだと思っています。
だから、あえて親が勉強を強制することはしません。勉強したくなる環境を作ることが重要だと思っています。
理想とするのは、昔の寺子屋。勉強したくてもできない子どもが、窓からのぞき見て必死で勉強するというスタイルです。
寺子屋に入らされている子より、入れなくて覗き込む子の方が、勉強の吸収が早く、よくできるんですよね。
そのため、わが家は「塾に行きたい!」と言っても、行かせないようにしようと思います。「授業をのぞいて、タダで勉強して来い!」って感じの方が、より勉強意欲が高まり、よく理解するんじゃないかと。
いつの時代だ?!という教育ですねw。
テレビやゲームは時間の無駄!退屈なぐらいがちょうど良い
すごく子どもに勉強を強制させているお家なのに、ドラマとか芸能ニュースとかにやたら詳しいお母さんがいます。
ドラマも週に何本も見ているようで、話を聞いていると、このお母さんは1日数時間以上もテレビ見ているようだけど、子どもは何をしているのだろうと気になります。
テレビを見ていると、1時間なんてあっという間です。でも、普通1時間あれば、家族でたっぷり話ができるし、本を読んだり、カードゲームをしたりと楽しめます。
自分で本を読む、家族とカードゲームをするというのが、子どもの本来の勉強だと思います。
1時間ゲームをすると、1時間勉強した分の効果が打ち消される、なんて研究もあります。
子どものテレビやゲームを制限するのはもちろんですが、その前に親があまりテレビやゲームを楽しまないというのが重要です。
スクリーンを制限し、退屈時間を作って、親がその時間を読書や勉強で楽しむことで、子どもも自発的に勉強できるようになると思います。
今のところ、小学校4年生の長男も成績は悪くないし、勉強させていない分、中学校や高校で伸びると思います。
「10歳まで遊び」の10歳になってしまいましたが、まだまだ遊びが勉強で行こうと思います。