浜学園は、2月から新学年がスタート。
今まで机に座っての勉強をしてこなかった小学3年生男児、人生初の塾通いがスタートです。
「灘校に行きたい!」という本人の夢での入塾ですが、急な塾通いはなかなか大変なスタートとなりました。
浜学園の基本は週3の平日マスターコース
小学3年生の2月、人生初の塾通い。
プール生になって数か月、塾に行くと決まってから待ち時間が長かったので、とうとう始まった!という感じのようです。
3年の12月には冬期講習に行きました。そこで、同じ小学校の友達2人と一緒だとわかり、とても楽しく通うことができました。
しかし、2月からの通塾では、その2人は土曜マスターコース。そのため、平日に1人での通塾となりました。
平日マスターコースは、週3日通塾が基本です。それぞれ国語、算数、理科を勉強します。これは灘学園の受験科目と同じなのですが、どれか1科目だけ通塾するということができません。
つまり、いやでも3科目、週3回塾に通うことになります。急に週3日の通塾、大丈夫でしょうか?
通塾にあたっては、たくさんの指定された教材を購入しました。金額にびっくりしましたが、テキストの内容はなかなか作りこまれていて良問ばかり。
大人が見ても、勉強になります。
国語なんて、有名作家から専門家まで、なかなか素晴らしい文章の選び方をしているので、大人でも楽しい読み物になるレベル。
しかしながらなんとも量が多い!読み始めてみたものの、大人でも途中で疲れてきます。こんな状態で子どもは大丈夫か?と不安にもなりました。
浜学園では予習は不要、復習が基本の学び方
浜学園は、成績でクラス分けがおこなわれています。入塾テストの結果分けられたクラスは、Hクラスの一番下(ようは一番下のクラス)!
これ以上、下に落ちることはなく、後はのぼっていくだけの、安心のクラスですw。
クラスメイトの多くは、新しく塾に入ったメンバーばかり。それも、今まであまり勉強してこなかったメンバーのような感じです。
テストをしても、皆それなりに悪い点なので、特に落ちこぼれ感もなく、楽しく授業を受けることができました。
浜学園の学習方法は、スパイラル方式と呼ばれるもので、「予習は必要ない」そうです。まずは授業で習い、自分で復習を繰り返して、成績を上げていく勉強方法なのだとか。
そのため塾で習ったことは、次の週の頭に確認テストで出題されます。確認テストの採点は、お隣の友達と解答用紙を交換しあう方式。それが終われば、あたらしい項目の授業に入る感じです。
テキストは、各項目にA、B、C問題と3種類あり、HクラスはB問題までやってみましょうと言われます。Vクラス以上も同じテキストですが、C問題までやるそう。
宿題は、授業で習った場所の復習問題です。
そのため、宿題をやっていかないと、確認テストでよい点数を取れないというシステムになっています。
平日はギブアップ!さっそくコース変更を検討する
1週目はすべてが新しくて、きらきら目を輝かせて通塾していた次男。
「入塾テストで落ちていた子が一緒のクラスだった!」とか「授業中に寝る子がいる!」とか、いろんなことを話してくれました。宿題も、計算は遅いですが、うなりながらも頑張って全部やって行っていました。
3週目になると、通塾にもだいぶ慣れてきました。しかし、週3日の塾では、宿題する日、塾に行く日、宿題する日、塾に行く日と、平日は休みなく塾のことをしなければなりません。
まだ宿題をするのに時間がかかるのため、ささっと終わらせることもできず、家では「宿題をやり遂げたい!」「でもできない!」、ということでイライラするようになりました。
今まで、放課後から日が暮れるまで外遊びしていた次男。塾が始まって急に1日も遊べなくなり、ストレスはたまる一方。
「宿題やった?」なんて言えば、怒り狂うようになってしまったので、これはかわいそうだなと思い、コース変更することにしました。
土曜マスターコースです。
土曜は、サッカーやボーイスカウトの予定が入るので避けたかったのですが、しょうがありません。
仲の良い友達2人も一緒になるので、土曜マスターコースなら楽しく通塾できるかと思いましたが、実はまだまだこの問題は続くことになります。
以降の話はまた次回。