2016夏 シカゴ

シカゴ5日目 こども博物館は工夫がいっぱいで勉強になる!

投稿日:2016年12月13日 更新日:

ネイビーピア内には、「シカゴこども博物館」があります。

この日は、長男をたっぷり遊ばせてあげようと思い、気になっていたこの施設に入りました。

 

その結果、開館の10時から、閉館の17時まで遊び倒しました。
こどもに魅力的なその内容を、ご報告します!

 

 

入館はネイビーピアの2階から

こども博物館の受付は、ネイビーピア2階のクリスタルガーデン前です。

長男は以前からここを通るたび、中に見える恐竜の骨格が気になっていました。

■Chicago Children’s Museum
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入館料は、大人も子どもも14$。1歳から60歳まで、同一料金なんだとか。

教師や軍人など、無料だったり割引になる人もいるそうです。
受付で「ミリタリー?ポリス?ティチャー?」など、英単語の質問の羅列で、「ノー、ノー」と返事しました。

週末は19時まで延長開館、毎月第1日曜は15歳以下無料、などのサービスもありました。

 

入口すぐの部屋は、期間展示で「Zoom Room」がありました。

部屋の中には、ミニカーを走らせることのできるさまざまなコースが設置されています。

ジェットコースターのようなコースや、坂の角度を変えることのできるコース、ゴンドラに入れて高い場所まで運べるコースなど、工夫もいろいろ。

■Zoom Room
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写真は、ミニカーが最後に飛んで入る穴の角度を変えているところです。

遊んでいると、お気に入りのミニカーが決まってくるようです。

コース終了先でミニカーを取られてしまうこともあり、ミニカーを走らせると同時にコース終了地点に向かってダッシュする長男。
かなりの運動量です。

 

そして、この部屋だけで、40分滞在(汗)。

 

2階には他にも、消防士の気分になって遊ぶことのできる「Play it Safe」がありました。

消防ホースをつなげたり、立ち入り禁止のコーンを置いたり、消防車で火を消して遊びました。

 

メインは3階、水遊びもできるよ

3階へ行く階段の横には、登ることのできるネットがあります。体力があり余る長男は、何度も登りに行っていました。

■Climbing Schooner
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ネット入口には助手のお姉さんがいて、子どもたちがネットの中で押し合いにならないよう、間隔をあけてスタートさせています。

 

3階が、一番広い遊びの空間です。

 

子どもの好きな遊びと言えば、やはり「水遊び!」。
ここでは、レインコートを着て、思う存分水遊びすることができます。 

■Water Ways
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水の流れにボートを浮かばせたり、ポンプで水をくみ上げたり、天井からぶら下がる鐘に水をあてて音を出したりと、水を使ったいろんな工夫があります。

長男が特に気に入ったのは、パイプをつなげて水を運ぶもの。
吹き出す蛇口に丁字や十字のパイプをつなげ、好きな方向に水を誘導します。

意外にも重力や水圧でパイプの連結が難しく、噴射して壊れることもしばしば。
悔しいけど、それも楽しい。

 

存分に水浸しになれて、嬉しそうでした。

 

日曜大工に恐竜の発掘も

日曜大工ができるコーナーもありました。

穴の開いた木を組み合わせて、いろんなものが作れます。

ヘルメットや安全ゴーグル、ペンチなどの工具セットも用意され、準備だけでテンションがあがってました。

■Skyline
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ボルトやワッシャー、ナットなどの使い方の説明もあります。

布やビニールシートなども準備されているので、骨組みを作り、屋根やカーテンを取り付け、小さな家を作ることもできます。

 

ここで昼食の時間。

いったん外へ出てフードコートでランチを食べ、再入場します。

 

この階には他にも、森の中でアウトドアの気分を体験できる「Treehouse Trail」や、バスやお店、家が並ぶ「Kids Town」、小さな家具などがそろう「Michael’s Museum」などがありました。

これらの部屋も楽しんでいましたが、息子の好みとずれるのか、滞在時間短めでした。

 

そして長男、最長の滞在時間を記録したのはここ、「恐竜の発掘」です!

■Dinosaur Expedition
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恐竜の化石が大量のゴム状チップの中に埋まっていて、刷毛などを使って掘り出します。砂遊びのような、木の葉遊びのような、といったかんじです。

息子はもくもくと発掘作業したり、チップを足で蹴って友達とはしゃいだりしていました。 

 

埋まっているのは、「ティラノサウルス」と「スコミムス」だそうです。

長男が「スピノサウルスだよ!」と言っていたスコミムス(Suchomimus)は、スピノサウルス科の恐竜で、1998年にシカゴ大学の研究者(Paul C.Sereno)らによって登録されたのだとか。

掲示に書いてありました。長時間滞在で暇だったので読みましたが、勉強になりました(笑)。

 

結局、6時間以上も滞在しました。

 

さすが、子ども向けに作られた博物館だけあって、子どもが喜びそうな工夫ばかりでした。特に、長男は、「夢中でじっくり系」なので、どれもこれも満喫していました。

 

なお1階は売店で、くるくる回る玩具や恐竜のTシャツなど、楽しそうなグッズが充実しているので、買い物だけでも利用できますよ。

 

 観光地というわけではありませんが、子どもを思いっきり自由に遊ばせてあげたい時や、保護者がぼーっとしたい時にはおすすめです。施設の質の高さを感じます。

 こどもにおすすめ度 ★★★★★ でした!

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