2017夏 台北

子連れ台北2017:台北市立動物園が広すぎる!

投稿日:2017年10月16日 更新日:

台北の動物園駅

台北市内から電車で30分ほどの場所に、「台北市立動物園」があります。

山のふもとにあるこの動物園は、1日で見て回るのは絶対無理!とっても広いんです。

アクセス簡単、安くて存分に楽しめる場所ですよ。

 

市内からの行き方は簡単!MRTを降りてすぐ!

 動物園には、電車(MRT)に乗って行きます。台北の電車がきれいで便利なのは、こちらで紹介した通り!

 

市内で文湖線(茶色で表示)の「動物園」行きに乗ります。

このMRTのラインは高架で、ビルの合間や道路の上を通るので、景色を楽しめます(MRTは地下鉄ってイメージもあって、ややこしい!)。

市内から山に向かって30分ほど移動し、終点の「動物園」駅で降りました。

台北の動物園駅

一番出口から出ると、その先がもう動物園の入口です。

ついでに、反対側の2番出口は、猫空ロープウェイ乗り場。時間があれば、こっちにも行ってみたかった!

 

この入園料でこの広さ!1日では見きれない

入園料は、大人60元(200円ほど)。学生やシルバーだと、より安くなります。

格安だけど、動物も400種ほど飼育されるとても大きな動物園です。

広さ182ha。日本で大きいと思う多摩動物公園だって60haなので、1日でまわるのは、絶対不可能ということがわかります…。

広い台北動物園(園内のメインストリート。広すぎて、次の動物が見えない…。)

実は、台北に動物園ができたのは、日本統治時代の1914年。当時、市内(圓山)に作られたものが、1986年にこの場所(木柵)に移転したそうです。

その時に近代化が図られたため、コンクリートと檻の展示はほとんどありません。

また、「教育」「保護」「研究」といった活動にも、力が入れられています。

台北動物園 園内地図

園内は、「熱帯雨林」「砂漠」「台湾」などといった8つの動物区に分かれています。

またそれ以外に、「昆虫」「両生爬虫類」「ペンギン」「コアラ」といった室内展示館もあります。

一般来園者が入れないところには、動物病院や野生動物保護センターもありました。

 

初めての訪問では、見たい動物を決めてまずはそこに向かうのがおすすめです。

いったん1つの動物区に入ると、なかなか出てこれません。

 

園内にはシャトルバスが走っていて、入口近くの「パンダ館」から、山を登った所にある「鳥園区」まで、5元(20円ほど、こどもは無料!)で乗れます。

長男、このバスを気に入って、帰りにも乗りました。

 

 

おすすめはパンダ?恐竜もいるよ

これだけ大きな動物園なので、動物の種類もそろっています。

パンダが一番人気だそうですが、個人的に面白かったのは「昆虫館」と「教育センター」でした。

 

「昆虫館」は、谷間を利用した建物のつくりになっていて、沼地や森林と同化した感じてした。温室では、台湾固有種のチョウも飛んでます。

枯れ葉に似たコノハチョウが手に止まってくれて感動!

 

「教育センター」は入館に、大人も小人も20元(80円ほど)必要です。

園内見ていない場所もあるのに、それでも入りたかったのは、「恐竜がいるから」。さすが、恐竜好き長男です。

そんなに大きな建物でもないので、期待していなかったのですが、なかなか情報が充実していました。そして、見たかった恐竜もいました。

台北動物園の動く恐竜

「よかった、恐竜いたね」なんて通り過ぎようとしたら、「目が動いた!」と長男。

「まさかぁ~」とじっと見つめていると、確かに動きました。目だけ。ぜひ、ご覧あれ。

 園内は坂道と暑さが大変でしたが、存分に楽しみました!

 

台北市動物園へはアクセスも良く、安い入園料で存分に楽しめます。
園内も広く、見どころも多いですが、坂道も多いので、蒸し暑いと2時間以内にバテます。シャトルバスや室内展示をうまく組み合わせて楽しむと良いかも。

 こどもにおすすめ度 ★★★★ でした!

 

 

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