関西アウトドア

須磨浦山上遊園まで息子たちとハイキング、いや軽登山だね!

投稿日:2018年2月18日 更新日:

寒い季節だけど、こどもは元気いっぱい!

寒いからこそ、ちょっとした山に登りたい!

 ということで、7歳と4歳の息子を連れて向かったのは須磨浦公園駅。ここから、鉢伏山、旗振山を通って、須磨山上遊園に向かいます!

 

 坂道は急だけど、途中に展望台や茶屋もあり、楽しめながら歩けます。1時間もあれば到着するし、ちょっとした遊具もあります。

 4歳でも、ぜんぶ歩きましたよ~。

須磨浦公園駅をスタート。電車に公園、カーレーター?!

 須磨浦公園駅には、神戸三宮から山陽姫路行の電車で約30分。途中で乗り換えることなく到着。

 

 駅を降りると目の前は海

 水平線に向かい「海釣り公園」の釣台が伸びているのが見えます。寒いけど、気持ちいい!その風景を見ながら、駅の西側にある橋を渡って線路の山側に渡ります。

 

 橋の下を通る電車を見るのも、おもしろいですね。

 渡るとすぐに、右手に見える「近道」の文字と魅力的な上り坂。

その先には公園があるということで、すごい勢いで登りだすこどもたち。さっそく遊具で遊びだしました。

 

 その間に親は看板を見て、この先のルートを確認。

 近道ですっ飛ばした蕪村や芭蕉の句碑は、こどもたちの興味をひきそうにないのでパス。そのまま鉢伏山の頂上を目指すことにします。

 

 山上にある移動手段「カーレーター」は、日本唯一の”乗り心地の悪さが評判の乗り物”だそうです。「体調の優れないお客さま、また、妊婦の方は平行してあるハイキングコースをご利用ください。」と公式ホームページにも掲載されています。

 妊婦の方はハイキングコース使えって…。このフレーズ、かみしめるほど笑えます…。

 

 そのカーレーター、見てきました!2017年2月にNHK「ブラタモリ」で放送されたということで、人気ということでしたが、1人200円(小人料金なし)とお高い割に、到着地はすぐそこ!歩いて数分です。

 私が、この乗り物をのぞいている間に、こどもたちは先に到着地に着いていたぐらいの距離です…w。

観光リフトに乗らず、旗振山経由でチビッコ広場を目指す

 カーレーターの到着地には、「回転展望閣」と「観光リフト」の駅がありました。

 

 回転展望閣は、1階展示室、2階ゲームセンター、3階まわる喫茶店でした(喫茶店は帰りにお世話になりました)。

 

 観光リフトは、今回の目的地である山上遊園に向かっています。

 一人乗りの簡単なリフトですが、山の谷間を渡っているので、けっこう怖そう。3歳以上は一人で乗ることになっていますが、本当に乗れるの?!

 

 私たちは、リフト右手のコースを進み、旗振山経由で、尾根をづたいに山上遊園まで行くことにしました。 

 旗振山(はたふりやま)も絶景です!

 

 なんとこの場所は、元禄時代から大正初期まで、本当に旗を振っていた所なんだそうです。大阪堂島の米相場を岡山の方へ伝えるために、畳1畳ほどの大きさの旗を振っていたのだとか。

 確かにこの場所なら、東は大阪梅田の方も見えるし、西は姫路の方まで見える。

 

 何かとおもしろく登れるこのコースですが、六甲山の西の端になり、六甲縦走のスタートコースでもあります。

 登山の格好をしている人々は、旗振山を足早に鉄拐山(てっかいさん)に向かって歩きます。私たちは、その人々とは反対の山上遊園に向かいます。

 「遊園まで歩いて5分」の掲示がありました。

 

山上遊園は無料。サイクルモノレールがおもしろい!

 山上遊園は、山陽電鉄のグループ企業「須磨浦遊園株式会社」が運営する施設です。

 ロープウェイ、カーレーター、観光リフトでアクセスするのですが、わが家のように歩いて行き、無料で入ることもできます。

 

 山の斜面を利用して、「展望台」や「チビッコ広場」、「ふんすいランド」などがあります。

 「サイクルモノレール」と「ミニカーランド」は有料。ちょっとした梅園や藤棚などもあり、季節により様々な花も楽しめそうです。

 わが家が楽しんだのは、サイクルモノレール

 この、絶景にある広場の頭上に走るレールを、2人乗りのサイクルで足で漕いで1周します。料金1人200円。

 一見、なんてことのないコースに見えるのですが、乗るとかなりおもしろかったです。

 乗車時にこどもが奥に乗ろうとしたら、「保護者の方が奥に行ってください~」って言われたのですが、漕ぎだすとその理由がすぐにわかります。

 

「お、落ちる…」

 

 そう、レールが崖の方に張り出していて、外側に落ちそうなのです。

 スタートすぐに明石大橋の方にせり出した崖めがけ、踏み込まなきゃいけないというドキドキ感。

 「(風景が)きれいだけど、(落ちそうで)こわい~!」キャーキャー言いながら、写真や動画を撮りました。

 

 その後、ふんすいランドでお菓子を食べ、遊んで帰ってきました。

 「梅まつり」が2月10日からはじまっていましたが、ほとんど小さなつぼみでした。3月に入ったら少しは賑わうかな?

 

 冬季閉鎖のバーベキューテラスは、3月中旬からオープンだそうです。絶景でのんびりバーベキューもにも来たいなと思いました。

 

 海抜0m近くから250mに急激な坂道を登りますが、よく整備されている道なので、こども連れでも楽しめました。

 冬でもじんわり汗をかきますが、山上遊園までは寄り道していても50分ほど。スニーカーでの気楽な軽登山となりました。

 遊具などもありファミリー向け。4歳でも、全コース歩きましたよ。

 こどもにおすすめ★★★★でした。

 

 

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