ロシアでのワールドカップ、盛り上がっていますね!
サッカー部に入部した長男も、入部3カ月目の交流試合で、やっと初ゴールを決めました!
そこでだんだんわかってきた、低学年サッカー事情をまとめてみました。
低学年は、年長から2年生が一緒のチーム
小学校でおこなわれているサッカークラブに入った長男。
一緒に練習するグループは、年長、1年生、2先生の3学年が集まった、総勢20人ほどです。
教えてくれるコーチは、40~70代の男性陣。
コーチのいうことを聞いて一生懸命ボールを扱う姿は、「皆とてもかわいい!!」って感じですが、本人たちは「俺、かっこいい」と、一生懸命なのが伝わってきます。
お母さんが手を出そうとするのを断っていたりして、「自立が促されるような雰囲気」なので、とてもいい経験だなと感じます。
土曜や日曜には、交流試合が入ります。
自分でユニフォームを着て、準備して、皆で円陣を組んで声をあげます。
「俺がゴールを決めてやる!」という雰囲気で、小さいながら勇ましいです。
低学年のサッカーは、団子サッカーでOKらしい!
そして、試合開始!
ボールに全員が集まっておしくらまんじゅう状態です。
広いコートの1か所に全員が集まります。
足が集まりすぎてボールが見えません。
コロコロとボールが出てきて、「ボールが見えた!」と思ったら、またそこに子どもたちが集まり、再び見えなくなるボール。
これは、まさに「団子サッカー」です。
コーチいわく、「低学年は団子サッカーでOK!」だそうです。
このままでも、3、4年生になれば、ググッと伸びるんだとか。
低学年の団子サッカーは、活気があります。
交流戦で対戦したあるチームは、低学年からポジションが決められているようでした。
この場合、確かに布陣は形になっているのですが、皆、なぜかボールに向かって行かない。
どうやら、低学年だと自分のポジションにいることを考えてしまって、動けなくなってしまうようです。
親は応援方法に注意!「ナイス」「ドンマイ」はOK。NGワードは?
このサッカークラブは、基本的に親の手だしはNGです。
しかし、交流試合などでは、たくさんの人に来てもらって、応援をどんどんしてください、とのことでした。
ただ、応援にもルールがあるそうです。
「ナイス!」「いいぞ~」「いけいけ~」などの、褒めや励ましはOK。
でも、「やっちまえ」「ふざけんな」「ヤル気あるの?」などの、けなし言葉はNG。
「右サイド!」や「走れ!」などの、具体的な指示もNG。
私は、ついつい「戻れ~」とか「シュート打て~」とか言ってしまうのですが、これもNGだそうです。
観客は、監督のように指示を出してはいけないんだって。
「いいぞ~」ぐらいの応援が良いみたいです。
確かに、低学年はお母さんの存在や観客の声援に結構反応してしまうようです。
あるお母さんが試合中に、「頑張らないと夕食抜きだよ~」なんて言ったら、遠くのコートにいた子どもが、ハッと動きを止めて、お母さんの方を振り向いていました。
試合中に、遠くてもお母さんの声を聴いてるんですね。
子どもたちも、ちょっと失敗すると親の方をちら見したりしています。
ゴールを決めると、声援を送る集団に向かってガッツポーズをします。
少年サッカーはかわいいけど、本人のモチベーションを高めるためには、けっこう親も気を使うなぁ~と思った低学年のサッカー事情でした。