現在はとても良い保育園にめぐり会い、安心して子どもを預けることができています。
でも、ここまで来るには、嫌な経験もいろいろしました。
そこで、実際に体験したある保育園での最悪な経験をご報告します。
無視される先生、ぶっ飛びキャラの園長
関西への引っ越しに伴い、「待機児童」となったこどもたち。
結局、4月には保育園に入れることになったのですが、兄と弟は別の保育園になりました。
この兄の入った保育園が、大問題でした。
認可保育園ではあったのですが、4月から公立から私立に経営が変更するということで、園の運営は大混乱を極めてました。
年中や年長のこどもたちは、保育士の言うことを聞かない状態でした。
園児たちにとっては、よく知った先生がいなくなり、まったく知らない先生が入ってきた。そして、その先生は、何がどこにあるのかもわからない、という状態だったので、こうなるのも仕方がない状況だったのでしょう。
そして、それを収めるべき園長が、ぶっ飛びキャラでした。
「大学で教員を務めたこともある先生で、今回、民間の保育園運営の主導者として引き抜かれた」との噂でしたが、話をすれば常に早口で持論を長々と展開。
入園式の挨拶もその調子なので、こどもたちは退屈して、あちこちで立ったり泣いたりしていました。
保育園のイベントなどは「園便りに書いてあります」、とのことでしたが、便り文章が文章になっていない状態でした。
読点が多くて長文なのです。重要な内容も、この文章内に埋もれています。一方で、同じことが2度書いてあったりします。
毎回、読んで理解するのが苦痛でした。
延長時の保育料金の徴収が、がめつすぎる!
この保育園では、保護者にもやたらストレスをかけていました。
例えば、「お仕事以外はあずけないでください。仕事が終わったら、すぐに迎えに来てください」というルールが、とても厳しいのです。
体調が悪くて仕事を早退した場合でも、「仕事じゃないのなら、すぐに迎えに来てください!」という感じです。
あるお母さんは、「家に寄って、スーツを脱いでから迎えに行ったら怒られた」と言っていました。
保育時間の設定も厳しく、仕事終了時間から最小で保育園に着く時間を設定されます。
でも、仕事ってそんなにきれいに終わって、帰宅できませんよね。でも、それを許してくれない保育園でした。
職場を飛び出し、真っ先にこの兄の保育園に向かいます。保育園に着いた!と思っても、駐車場がいっぱい。
駐車場にやっと入れたら、門まで猛ダッシュ!
しかし、延長時間になると門が施錠されているので、インターホンを鳴らして、門を開けてくれるのを待ちます。
そして、先生も忙しいのか、なかなかインターホンに出ないし、門を開けてもらえない。
保育園では、「延長保育料金」と言うのが、各市町村で決まっています。
私の住む市では、18時15分過ぎると15分ごとに延長料金250円が必要です。
保育園に置かれている時計は、なぜかやや早い時間の設定で、「間に合った」と思ってもアウトのことがしばしばでした。
職員の対応も遅いので、延長料金250円を払おうと前の保護者の手続きを待っている間に時間が過ぎ、結局500円を支払わなければならない、と言うこともありました。
園長に呼び止められて、待っている間に延長料金を払ったこともありました。
やたら、延長料金の徴収だけは厳しい園でした。
他の保育園に子どもを通わせている友人は、保育園の運営資金稼ぎにバザーばかりしていると言っていました。
保育園の運営事情はどこも厳しいのかもしれません。
脱臼させられた子もいた!ことが判明
そうこうしながらも、兄の保育園の厳しさには慣れていったのですが、やはり弟の保育園がよかったので、「転園希望届」を出していました。
良い保育園については、こちらに記載。
また、この保育園は、トラブル時に責任者不在だったり、新しい施設の安全対策がじゅうぶんではないため不安を感じていました。
そこで、それらの問題については市役所に報告しましたが、「はぁ、そうですか。わかりました。」で終わりでした。
その後、兄は弟と同じ保育園に転園できることになりました。
この保育園については、特に話題を聞くことなく、保育園の運営は続いていたので、「問題は解決されたのかな?」と思っていました。
ところが先日、その保育園に少し通っていたという方がいて、「園長やばいよね」という話がでました。
その人は、2歳の娘を預けていた時に、園長に強引な方法で服を脱がされ、肩を脱臼したとのこと。
それも、こどもが家に帰ってきて痛がっていたので病院に連れて行き、このことが判明したとか。
翌日園長に報告すると、「ほんと~?!」と肩をたたかれ、笑って終わりだったとか。
結局、その方も保育園を変更していました。
実際に聞くことは少ないですが、こうした現状は世の中にはけっこうあるんだろうなと思います。
保護者は、「保育園に入れただけありがたい」と思って、我慢しなければならないという現実があります。
たくさんの保護者が、安心できるようになって欲しいものです。