福井県にある恐竜博物館に行ってきました。
一度は行きたかった恐竜博物館。さて、7歳と4歳の息子たちは楽しめるでしょうか?
高速道路でアクセス簡単!恐竜モニュメントにわくわく!
恐竜博物館は、福井市から内陸に入った勝山市にあります。
私たちは関西から琵琶湖の東を通って福井に抜け、福井北JCTで「中部縦貫自動車道」に入り、勝山インターでおりました。
インターから博物館までは10分ほど。
道はきれいに整備されていて、ところどころに恐竜のモニュメントが立っています。
恐竜がいる緑の広がる空間に、わくわく感が高まります!!
恐竜博物館は、「かつやま恐竜の森」の一角にあります。
道路前方に山が見え、中腹に銀色に輝く恐竜の卵のような建物(これが博物館!)があります。
駐車場は広く、無料です!
博物館の前に駐車しました。
入園料は、大人720円、高校大学生410円、小学中学生260円。幼児と70歳以上は無料です!
コンビニなどで前売り券を購入できますが、割引はありません。
お得なクーポンなども見つけることはできませんでした。
しかし、なんと窓口で「期間限定のJAF割」がやっており、団体価格(大人なら620円)で入館することができました!
なお、毎月第3日曜日など、無料で入館できる日がいくつかあるので、要チェックです!
建物や展示がおしゃれ!体験型が少ないのは残念
建物に入ると、そこは3階!
目の前が開け、地階に向けて下りのエスカレーターがまっすぐ降りています。
今から地中にタイムスリップしていく感じです。
建物のデザインが素敵すぎる!と思ったら、黒川紀章設計事務所のデザインと聞いて納得でした。
コンセプトと空間がマッチして、とても不思議な空間でした。
恐竜の卵のように見えたドーム内を、3階から眺めるとこんな感じです。
暗くて広い空間に浮かび上がる恐竜の展示に、わくわくします。
期待たっぷりでエスカレーターに乗り、地階に降りました。
化石の上に見える、巨大な動く恐竜。
大型恐竜の化石が並んでライトアップされるなど、確かに「おしゃれ」。
しかし、触る、覗く、体験するというポイントがほとんどなく、展示から展示が連なり、メリハリがあまりありません。
案の定、子どもたちは「わぁ」と言いながら、先へ先へと歩いて行ってしまいました。
大人でも、展示のメッセージが伝わりにくく、細かい解説を読もうにも暗くて一苦労でした。
貴重な展示がいっぱいあるのにもったいない!ソフト面は改善の余地がありそうです。
ちなみに、シカゴのフィールド博物館では、展示はもちろん、恐竜の3D映像やこども用の発掘体験などで、大人も子どもも楽しめました。
この博物館でも、オリジナルの恐竜映画を上映していると聞き楽しみにしていたのですが、予告を見てがっかりでした。
アニメ映画「不思議の谷の恐竜たち」。びっくりするような昔のパソコンで描いたような作りでした。
結局、映像が見たいという長男に押され、ナショナルジオグラフィックの映像(40分)を見ました。
安定感ある魅力的な内容で楽しめましたが、なぜ福井まで来てナショジオ(汗)。
恐竜博物館には、フクイラプトルの恐竜映画を作って欲しいです!
再入場OK!公園と組み合わせて楽しむとGood!
かつやま恐竜の森には、博物館以外にもいろいろな施設があります。
「野外恐竜博物館」で、「発掘現場」を見たり、「発掘体験」をするには、別料金と予約が必要です。
森の中で恐竜に会える「かつやまディノパーク」も、3歳から600円必要です。
ミルウォーキー動物園でやっていた「バグズ」と同じような、昆虫冒険ツアーもありました。
さすがに4歳の男子が、値段分楽しめるかというと怪しい感じなので、今回は参加しませんでした。
博物館のみだと、子どもたちには不完全燃焼のようなので、いったん博物館を出て、隣の公園で遊ばせました。
博物館すぐ隣には「チャマゴン広場」があり、滑り台やターザンロープで遊べます。
軽食が食べられる休憩所から、広場をガラス越しに眺められるので、大人は子どもたちの様子を見ながら喫茶を楽しみました。
恐竜の森の一番奥にある「ティラノザウルス広場」へは、車で移動しました。
ここは大きな恐竜のモニュメントがあり、水遊びもできる、広めの公園でした。
子どもたちを存分に遊ばせてから、博物館に再入館し、ミュージアムショップでお土産を買って帰りました。
福井の恐竜博物館は、展示も素敵で見ておく価値はありました!
ただ、子どもはすぐに飽きてしまったので、公園を組み合わせて楽しむと良いと思います。
こどもにおすすめ度 ★★★でした!