10歳までは遊びが勉強、と言う教育方針で子どもを育てると、どうなったか?
今回は次男編です。
(タイトルからネタバレ2本目です)
外遊び第1!ですくすく育って10歳に
わが家は以下の教育方針です。
・2歳で、環境変化に強く、新しいことを楽しめる子にする
・4歳で、おしゃべりが大切、本好きな子にする
・8歳で、自分で計画を立てる、火や水、刃物の扱いを覚える
・10歳までは、遊びが勉強!良質な遊びを与える(ゲームやテレビの制限)
・12歳までは、学習塾に行かせない。自主性、自律性を育てる。
小さなころから外遊びが第1!で育て、公文や通信教育などの勉強はさせませんでした。
「勉強しろ」とは言いません。「宿題したの?」を聞くぐらい。
そのため、今も変わらず毎日よく遊んでいます。
(今日も友達2人と自転車で川の上流に釣りに行っていました。)
しかし、次男が10歳になると、ちょっと教育方針とは違うことを言い出しました。
10歳の時に中学受験をしたいと言い出した
灘中学校に行きたい!中学受験がしたい!と言い出したのです。
父母とも中学受験なんて経験はないし、どちらかというと「まだ遊びたい小学生に、無理に勉強させる必要なんてない」という考えでした。
まさか、自分から勉強したい、塾に行きたいと言い出すとは思っていなかったのです。
確かに、10歳までは遊びが勉強、の時期を過ぎたけど、「12歳までは学習塾に行かせない。自主性、自律性を育てる」の方針です。
学習塾に行かせない、と思っていましたが、本人が中学受験塾を希望する結果となってしまいました。
とりあえず方針変更で、希望する中学受験塾に行かせることとなりました。
自主性、自律性を育てる方を優先した感じです。
塾へ行くのも勉強するのも楽しい様子
最初の1年こそ、塾の勉強スピードについていくのに苦戦し、休塾などをさせていましたが、今はスピードにも慣れて、楽しんで塾に通っています(クラスはなかなか上がりませんが)。
小学1年生の頃から学校の授業は退屈で、先生に授業中は辞書を読むように言われていた次男ですが、今は塾の教材を学校に持参しています。学校で難問を考えるのが楽しいようです。
朝は必ず、学校の宿題と天声人語(低学年では、天声こども語)の音読、それに塾のワーク(算数と国語)をしています。
音読は長男ほど上手ではないですが、内容には興味を持って理解しています。
夫は帰ってからの学習時間が少なすぎる!と怒ることもありますが、「やりなさい」と言われずにこれだけやっているのでじゅうぶんじゃない?と思っています。
反対にここで強制されて、勉強嫌いになってしまうとかわいそうだな、と思います。
まだ11歳。そんなに長時間、勉強する必要ってある?
そんな感じで、勉強しろと言わずに育てた結果、すすんで勉強する子になった次男でした。
子どもの性格などによって、真反対の結果となりました。