長男たちの語学留学は、留学エージェントの予想を超えた行動力でやらかしてまいりました。
以下は帰国後に、親、留学エージェント、語学学校、巻き込んでの大調査で判明した、子どもたちの行動です。
みな、無事に帰ってこれて本当に良かった!
はじめての休日に長男たちが試みたこと(すでに想像こえてた)
フィジーで迎える初めての週末!
ホームステイ先はどこにも連れて行ってくれない!(初めからの条件)
お友達を連れてくるのも禁止!(とホストに言われた)
となったら、やることはただ1つ。
自力でのお出かけでしょう(その気持ちはわかる)。
バスに乗り(時刻表はない)、学校の寮や友達が滞在するホストファミリーの家をまわったそうです(ようは、特に行くところがない)。
住宅街をうろうろし、ショッピングセンターで買い物し、「海を見に行こう!」と海岸に向かって歩いたそう。
海に行くのは結構苦労して、海岸は見えるのに放牧地で横切ることができず、現地の人に道を聞きながらやっとたどり着いたのだとか。
中学生男子たち、楽しんでいます。
(誰も写真を撮っていないので、記録はない)
語学学校のあるナンディは、フィジー西部の小さな町。
首都に行けばもっと遊べるかも、と南東を目指してみますが、車でも片道3時間以上かかるということで断念したそう(断念してくれてよかった)。
GPSが北へ東へ南へと大移動していたのは、こうした事情だったようです。
パーティがしたい日曜日にやったこと(実行力にびっくり)
そんな大移動で終わった土曜日。結局、夕方には解散でした。
皆で集まってパーティがしたいと言う長男たちに、ホストの女性は「ホテルを借りれば?」とアドバイスしてくれたそうです(自主性を尊重?!)。
普段から、手に入れたい物のためには異常な行動力を発揮する長男。日曜は朝からホテル探しをはじめます。
まずは、ホストの女性に紹介されたホテルに向かいます。
リゾートホテルやB&Bが集まるビーチ沿いにあるホテルでしたが、フロントで値段を聞いてびっくり!中学生には高すぎる値段でした(3万円近くしたらしい。そもそも中学生だけで泊れるのか??)。
そこで、もっと安い場所はないかと探します。
携帯で情報収集し、現地の人に聞き、5~6件のホテルを実際に訪問してやっと見つけたのが、主要道路から少し入ったところにあるキッチン付きのゲストルーム!
中学生だけでそこに泊まることができました。
(後日の調査で、Airbnbに1泊2000円代で掲載されているのを発見!)
一歩間違えば食中毒事件!学校に隠し通した子どもたち(治ってよかった)
日曜の夜に宿泊したのは、男子中学生4名。ベッド1つにソファーがあるので、雑魚寝したのだと思われます。
月曜日は、そこからしれっと登校。
学校の先生は、まさかホテルから登校してきたとは思ってもいません。
楽しかったので火曜も同じ施設に宿泊します。メンバーは1人追加の5名。
この日は、スーパーで食材を買ってきて、キッチンで自炊をします。
ポテトを揚げたり、ラーメンをゆでたり。
スーパーで買った卵が割ってみると腐っていたそう。それを1人がラーメンに投入して混ぜます(男子のおふざけ)。
おそらくこれが原因でしょう。翌日朝から5人全員、腹痛に見舞われます(本人たちも自覚あり)。
全員、腹痛をおして学校に登校。先生に「病院に行こう」と言われるも、頑なに断って、痛みに耐え抜いたのだとか。
先生もなぜ5人ともに腹痛なのか、そんなに頑なに病院を拒むのか、不思議に思っていたそう(それは、やましいことをしていたからですね)。
とりあえず、病院に行かなくても腹痛は治ったそうです(一大事にならなくてすみました)。
中学生男子たちは、腹痛騒動に懲りることなく、帰国前日の木曜日にもホテルをとります。
そして6人で宿泊し(また1人増えてる)楽しんだそうです。

そんな楽しみかたをしているとはつゆ知らず、土曜の朝、帰国してきた子どもたちを迎えました。
そして、帰国後1週間をかけて、この顛末の詳細が発覚することとなりました!
もう、驚くやら、安心するやら、感心するやら。
留学エージェントが長男たちにノーマークだった事情はこちら↓