「楽車の術」は、羨ましがらせて戦意を喪失させます。イヤイヤ坊やには、なかなか使える術でした
「喜車の術」と「哀車の術」も、育児に使えます。
「喜車の術」とは、相手をおだてたりして喜ばせ、いい気にさせて協力させる術です。
子どもたちは、暇になると余分な事(親にとって)をしてしまいがち。そして、その余分な事をされると、ついついこちらも怒ってしまいそうになります。
そこで、その前にこちらがやってもらいたい事を頼んでおくのです。 例えば、「郵便を1人で取りに行けるのすごいよね〜。今日も取りに行ってくれると嬉しいな」って感じ。
「哀車の術」とは、相手の同情心をあおる術です。
単独でも使いますが、「喜車の術」に混ぜることもできます。「頼めるから、お母さんも助かるわ〜。」という感じです。
物を取りたい時、「あそこのものが取れないの。取ってくれる?」
「わぁ~ありがとう」という、言葉が子どもたちの行動をぐんぐん引き出してくれます。