初の子どもだけの渡航。中学生の語学留学。GPSでわかる現地での変な動き。
帰ってきて判明したのは、親の予想を超えた長男たちの行動でした!
クラスメイトたちと一緒に楽しく帰国する
結局、1日に1通も連絡はない状態でしたが、GPSは帰国便の時間に空港を指していたので成田空港まで迎えに行きます。
朝6時10分、成田着の飛行機。
到着出口で待っていると、まずは長男が出てきました。知らないお友達と一緒です。
フィジーで同じクラスだったT君(中学3年生)だそうです。
他の友達を待ちながら会話をする姿は、気心知れた仲、という感じ。
一緒に行ったお友達は、なかなか出てきません。
出国時に書類に不備があって、これまたフィジーでの同級生K君(中1)と一緒に書き直しているんだとか。
15分ほど待っていたら、その2人もばらばらと出てきました。
皆で合流できて笑顔。仲良しになって楽しんできた雰囲気が伝わります。
こちらは成田から国内線に乗り換えて帰る必要があったため、お友達とはここでお別れ。
長男たちにフィジーの感想を聞きながら帰りました。
「フィジーはいい人ばかりで楽しかった」「マクドのドリンクが巨大だった」「先生が面白かった」など、子どもだけの海外経験は楽しそうな感想ばかり。
心配していた英語での学校生活もそんなに厳しくなく、先生は明るいしゆるーい感じだったようで、ストレスなく楽しめたようです。
楽しそうな会話の中には、「犬に吠えられてめっちゃ怖かった」「部屋においてあったお金がなくなった」との感想もあり、「むむ?」と思いますが、ゆっくり話を聞きます。
イメージと違うホームステイ、現地の交流ってこんなもの?
子どもたちの話から、特にホームステイがこちらがイメージしていたものとはまったく違うものだったことが判明してきます。
今回のホームステイ先は、女性が1人切り盛りする寮のようなところで、2階建ての建物には個室が並び、2階には長期留学者が滞在していたそうです。
長男たちの部屋は、1階の2室。
1つはバス、トイレ付だったので、中学生2人はその部屋だけを使い、同じベッドで寝泊まりしていたそうです。
エアコンはなくて、扇風機のみ。
扇風機でコンセントを使ってしまうので、自分の携帯は学校で充電していたとのことでした(この点、ファミリーリンクで確認済み。家で充電すればいいのに、と思ってました)。
食事はダイニングで食べるのですが、ホストと一緒に食べることはなかったそうです。
トイレも自分の部屋のものを使うように言われ、2階に住んでいる長期留学生は会っても愛想が悪く、話しかける感じではなかったので、交流はしていないとのこと。
え?ホームステイってこんなかんじ?
私のホームステイのイメージは、子どもなどがいる現地の一般家庭。夕食は一緒にテーブルを囲むし、休日にはどこかにお出かけ、そうしたものとはなんだか全然違ったようです
(↑事前資料には、ちゃんと「週末はホストファミリーがどこかへ連れて行ってくれるわけではありません」と書かれていました。)
私の「え~」という驚きの感想に、「洗濯物もちゃんときれいにしてくれるし、掃除もしてくれたよ!いい人だったよ!」と言う長男。
楽しそうなホストファミリーとの写真を見せてくれました(って、女性1人だからもはやフャミリーじゃないよね)。
短期留学の中学生らが、フィジーのホテルをとってやったこと
そこで長男たちはどうしたか?
なんとホテルを探して、中学生だけで借り、朝までパーティをしてたのだとか。
お金は参加した中学生で割り勘。キッチンが使えたので、買い出しに行ってそこで自炊して食べたのだとか。
「スーパーで買った卵が腐っていてやばかった!」とのこと。
そして、結局ホテル宿泊は滞在中3回もしたそうです。
いやいや。10日間の留学で、ホテルに3泊しているってどういうこと?
留学エージェントには、1日2000円(平日2食、土日3食付)でホームステイ代を払ってるんだけど。
そもそも、中学生だけでホテルに泊まることってできるの?
宿泊料金とか、いったいどうしたの?
語学学校の先生たちは、このこと知ってるの?
そこで、留学エージェントに確認することにしました。
留学前にはほとんど連絡を取らなかったわが家ですが、帰ってきてからこんなに連絡を取ることになるとは!というようなやりとりをして、だんだん子どもたちのフィジーでの状況が明らかになってきます。
ちょっと!ちょっと!の語学留学。その詳細は次回。