飛行機からの風景

反抗期入りかけ中2男子のフィジー留学。

中学生だけの初渡航で、なかなかのことをやらかしてきました。

まずはそれがわかった話から。

中学生男子は連絡しない?!毎日最低1LINEをお願いしたけど

事前に留学エージェントから、子どもと連絡をとる方法を教えてもらっていました。

現地で買ったSIMカードを携帯電話に入れ、あらかじめ決めた時間にネット電話でつなぐとよいようです。

フィジーとの時差は3時間。
子どもが毎日21時にLINEなどで電話をすれば、18時頃、日本で待っている親に連絡が来ることになります。

しかし、日本でも連絡をしない中学生男子。

この方法ではハードルが高いと思われたので、「1日1LINEしてね」とお願いしました。

それも、長男と友達、そしてその家族を含めたグループラインを作って、そこに「写真1枚」でも「元気です」でもいいから、1日1通は送るということを最低ルールとしました。

これで、長男か友達どちらかから少しでも連絡をもらえれば、という考えでした。

が、すぐにそれは甘い考えだったことが判明します。

連絡がないのでファミリーリンクのGPSで位置を確認

空港の手荷物検査場で別れる際、「まずは搭乗口についたらLINEして」とお願いしました。

数時間後、コメントなしの飛行場の写真が1枚送られてきました。

現地に到着するまで、これが唯一の連絡でした。

空港では私と同様、他の家族たちも搭乗状況が出る電光掲示板を見守ります。

そんな家族のもとにちゃんと連絡しているのは、中1の女の子だけ。

受付カウンターで一緒だった高校生のKすけ君も連絡していないようです。

「やはり男子はこんなものか」、「連絡ないのは元気な証拠」と現実を知ります。

搭乗したのは、フィジーエアウェイズ成田発(21:25)の直行便。

現地には9:30(日本時間6:30)に到着します。

本人からの連絡を期待するにはあまりにも頼りないので、持たせた携帯のファミリーリンクを何度も何度も確認することになりました。

翌日の朝、電波をとったファミリーリンクのGPSが動きだしました!

ナンディ国際空港の近くを移動し、その後語学学校の方に移動しています。

その日の夕方には、街中のある場所でとまりました。そこがホームステイ先のようです。

友達から「めっちゃかわいい」というコメントとネコの写真が送られてきました。

ファミリーリンクのGPS情報をもとに、さっそくgoogle mapで建物やその近辺を確認して現場の雰囲気を知ります。

その後、1日1LINEはまったく守られることがなかったので、このファミリーリングのGPS情報が頼りになりました。

携帯のファミリーリンク画像

↑こんな感じで、GPSが移動するのを確認していました。

ちゃんと学校には行っているみたいだけど、怪しい動きが!

フィジー2日目の朝、ちゃんとバスに乗って学校に行けるのか心配していましたが、時間になるとちゃんとGPSは動いて学校に行きました

もちろん、LINEでの連絡は一切きません。

GPSは、授業時間にはずっと学校を指しているし、夜はちゃんとホームステイ先を指しています。

「ホームステイ先どんな感じ?」と個人メッセージをしたら、3日目にブレブレの動画を送ってくれました。

それだけでも貴重な情報なので、友達家族と共有です。なかなか広い家のようです。

フィジーでの初めての土曜、学校がない日です。GPSは朝から大移動をはじめました!

北に南に、東にと移動しています。この速さは、おそらく車。

ホームステイ先の人が遊びに連れて行ってくれているのかな?それにしても目的地はどこなんだろう?と思って何度も何度も確認していました。

移動の割には、行き先で少しだけお店に入るなど、目的がないようです。

子どもだけでバスを乗り回して、いろいろ移動しているのかな?と推測します。

GPSからも楽しんでいる様子が伝わってきますが、夜になってもGPSが示す場所はホームステイ先ではありませんでした。

いったいどこ?Google mapで確認しても、田舎の家がぽつぽつと建つ場所です。

休日なので教会?それともキャンプ?

「今日は教会に行ったの?」とLINEすると、「教会にはいってない」との返事と一緒に写真を1枚送ってくれました。

なんと、空港で会ったKすけ君と一緒にバスに乗っています

2人とも満面の笑顔!まぁ、楽しそうで元気だからいいかと思いました。

が、その後も夜になってもGPSがホームステイ先をささないことが何度かありました。

一体何なんだろう?と思いながら、学校にはちゃんと行っているようなので、帰ってから話を聞くことにしました。

そして、判明した事実とは、、、。

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