このブログのタイトルは”自由なママと息子たち”。
今の日本でママをやることは、どう考えても不自由なんだけど、「ママだけど、自由に生きてやる!」って思っています。
けっこう自由に生きてきた
今まで比較的、自由に生きてきたと思います。
家が裕福なわけではなかったんですよ。どちらかというと、ヤバい方。
私の幼少期に、父親は目を悪くして障害者となり、仕事を辞めています。だから、常識的に考えても、余裕がある生活なんてできるはずがありません。
でも、やりたい習い事はさせてもらったし、やりたい趣味もさせてもらった (何一つ続かなかったけど) 。
中学生の時コミケ( 同人誌即売会 )に行き、高校生の時は自分で作った本を売ってましたからねw。
大学では、親からの仕送りはなし。大学寮に入り、アルバイトで稼ぎました。仕事に対して報酬をいただける楽しさを知り、スキルを磨いて、家庭教師1回夕食付で5000円いただくようになりました。
研究が面白くて大学院に進学し、外国人とシェアハウス。海外調査にも行って、仕事なのか趣味なのかわからないことを、毎日、膨大な量こなしながら、充実した毎日を送っていました。
そんな生活をしてきたので、結婚しても、出産しても、自由なまま、 自由なママで生きたい!と思っています。
そもそもママって不自由が多すぎない?
でも、やはり結婚、出産すると、自由なママではいられないんですよね。
一般に”よいお母さん”というと、以下のようなイメージ。
- 栄養を考えたご飯を作る
- しっかり掃除されたきれいな家を保つ
- 家で夫や子どもの帰りを待つ
- にこにこしながら家族の話を聞く
- 自分の希望を主張しない
- 子どもの教育のためにはお金を惜しまない
- 家族を置いて遊びに行かない
これができている人、すごいなと思いますが、私には絶対無理。
そもそも、 料理するのは好きじゃないし、 仕事してるから帰りを待つことはしないし、人の話も聞きたいけど自分の話もしたい。子どもは生きる力を自分で養うべきだし、家族を置いて遊び(たいてい仕事)に行きますからねw。
今まで自分で進路を選択し、好きな仕事をして、海外にも行き、見分を広めてきたので、”よいお母さん”とは相容れないことが多すぎです。
そして上記の「よいお母さん」、好んで楽しくやれるぶんにはいいですが、社会からその役割を課された時点で、お母さん自身の基本的人権が守られていないような気がします。
めざせ!ほどよい母親(good enough mother)!
では、私の目指す母親像はというと、仕事や趣味などの自分の自由(基本的人権も含む)を楽しみながらも、 子どもたちを導いていけるいい母親になることです。
なにか、いい表し方がないかなと思っていたところ、ドナルド W. ウィニコット医師の「ほどよい母親(good enough mother)」という考え方に出会いました。
Teach her child how to live life to the fullest
Be there for her children when they need her
Teach her child the importance of self-worth
Provide food, shelter, and love
Be a good example to her children
Make time to have fun with her kids
Allow room for her children to make mistakes and learn from them
Teach her children how to love unconditionally
https://postpartumprogress.com/8-ways-to-be-a-good-mother-instead-of-a-perfect-one
上記を和訳すると、以下のような感じかな。
- 思いっきり生きる術を教える
- 子どもが必要とした時は、そばにいる
- 子どもの自尊心を高める
- 食べ物、すみか、愛情を与える
- 子どもの見本となるようこころがける
- 子どもと過ごす楽しい時間を作る
- 失敗し、そこから学ぶ余地を与える
- 本当の愛を教える
私の考え方とぴったりの子育て方法です!これなら、自己犠牲をすることなく、自由なママでいられそうです。
そんなこんなで、「自由なママ」を名乗りながら、このブログでは2010年と2013年に生まれた息子たちとの、楽しい経験や苦労について、書いていこうと思います。