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【旅育】こどものパスポートのとり方

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こどもと海外旅行に行くためには、パスポートを取る必要がありますが、子どものパスポート、意外にめんどうなんですよね。

そこで、こどものパスポートの取り方について、実体験や友人たちの情報をもとにまとめました。

申請に必要なものはこれ!準備には余裕を持って!

パスポート申請に必要なものは、大人の場合と一緒。以下の4つです。

  1. 一般旅券発給申請書
  2. 戸籍謄本または抄本
  3. 写真
  4. 本人確認の書類

1の申請書は、パスポートの申請会場や外務省のホームページで無料で手に入ります。A4両面印刷の紙です。

申請書と一緒に記入方法が書かれた紙もあり、そこに申請時に必要な書類のルールなどが書かれています。

2の戸籍謄本の取り寄せなどがあると、とりよせるのに1週間以上、申請し発行するまでに1週間以上で、なんやかんやで1ヵ月近くかかってしまったりします。

そして赤ちゃんだと、3の写真を用意するだけでも大変!!
子どもが自分の名前を書けない!とか、本人確認の書類が足りない!など、大人では引っかからないところで引っかかり、時間がかかってしまいます。

こどものパスポートを準備する時は、余裕をもっておこなってくださいね。

面倒な戸籍謄本とこどもの写真!

本籍が現住所と離れていると時間がかかるのが、2の戸籍謄本または抄本です。

戸籍謄本または抄本は、本籍がある市町村役場で、数百円の手数料を払い発行してもらいます。

郵送でもお願いできますが、手数料分の定額小為替、返信用封筒、本人確認書類のコピーなどを同封する必要があります。

詳細は、各市役所で確認してくださいね。

3、パスポートの写真は、以下の条件を満たしていなければなりません。

  • 申請日6ヶ月以内に撮影
  • 縦45㎜×横35mmの大きさ(ちょっと大きめ)
  • 正面、無帽、無背景(影があるとダメ)
  • 平常の顔貌(口角があがるのは不可、 画像処理不可)

大人だと、パスポート申請会場にあるスピード証明写真機で撮影しちゃえば楽なのですが、これが子どもとなると意外に難しい。

パスポート写真ルール

まず、大人のようにスピード証明写真機が使えません

スピード証明写真機は、椅子をぐるぐる回して高さを調整し、自分でボタンを押さなければならないので、1人で座れない赤ちゃんはもちろん、身長120㎝以下にも対応していません

大人なら、デジカメを使って自分で撮影する手もありますが、「正面」「真顔」「背景なし」「影なし」が、こどもは難しい

生後2カ月の娘の撮影にチャレンジした友人夫婦は、赤ちゃんのご機嫌な時間に合わせ、無地の白いタオルで背景を作り、白い画用紙をレフ版として影を消すなど、万全の態勢で挑んだけれど、顔を正面向けるのに苦戦し(赤ちゃんの頭はいびつ)、一瞬のチャンスを狙ったものの、目が開いた真顔の表情は無理だった、と言っていましたw。

なおきちんとした写真館などで撮影すると、撮影料3,000円などがかかる場合があります。子どもの証明写真を取り扱う写真館なら、1200~1500円ほどの場合も。

パスポート申請会場の近くには、パスポート写真を得意とする写真館があることも多いので、こどもの写真に困ったときには、そこで撮影すると良いかもしれません。

サインは代筆でOK!受け取りは本人のみ

戸籍謄本や写真の準備ができたら、申請書と一緒に窓口で申請します。この際、子どもの同行は必要ありません。

申請書には、本籍や現住所のほか、「所持人自署」と書かれたパスポートに掲載されるサインを書く欄があります。

自署は、こどもが小学生以上なら本人が書く必要があります。そのため、小学校1年生の時に書いたひらがなのたどたどしい名前が書かれたパスポートを、小学校5年まで使うということもあります。

小学生未満なら、親権者の代筆でOKです。漢字で子の名前を書いた下に、自分の名前と「(母or父)代筆」と書けばOK。

パスポートのサイン申請

わが家は、子の名前の英語表記法を変えたかったので、外務大臣あての「事情説明書」というものも書きました。 例えば、「じょーじ」君ならヘボン式 ローマ字表記 だと「Joji」になってしまいます。「George」という表記にしたいなら、この申請が必要です。

これら書類と一緒に、4、本人確認の書類を見せて申請は終了です。

本人確認の書類はいろいろありますが、「親の免許証」と「子の健康保険証」が一番簡単かな。

これらの書類で問題がなければ、「一般旅券受領証」という用紙がもらえます。 受領証には、パスポートをもらえる日が書いてあり、通常1週間程度です。

指定日を過ぎたら、パスポートを受け取りに行きましょう。受領可能日の前日より6ヶ月を過ぎると失効してしまうので気をつけて!

受取時に必要なものは、以下の通り。

  • 申請時に渡された受領証
  • 手数料 6,000円(12歳以上は11,000円)
  • 本人

そう、パスポートを取る本人が必要なので、子どもと一緒に窓口に行く必要があります!例え赤ちゃんでも、小学生でも、本人来ないとパスポートを渡してもらえないので気をつけて!

手数料は、窓口で2,000円の都道府県収入証紙と、 4,000円の収入印紙を購入する形で支払います。

これでやっと、こどものパスポートを取ることができます!

子どもと一緒に海外旅行を考えるのなら、まず一番に手続きをしてくださいね。

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フルタイム勤務を20数年するも、仕事と育児の両立は大変で、退職。そして起業しちゃった!

わが家独自の教育方針(旅育、外遊び最強、塾に行かせない等)で育てた2人のこども(2010、2013)は、すくすく育ってくれています。

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