働くお母さんたちがぶつかる「小1の壁」。
その中でも特に、子どもが学童から家にどうやって帰るか、は大きな問題でした。
そんな苦労から数年たち、やっと懐かしく思えるようになったので振り返ります。いや~、ストレスでしたよ。
小1の壁、4月の戦いは夫婦で乗り切る?!
保育園から小学校にあがるにあたって、大きく目の前にそびえたつのが「小1の壁」。
共稼ぎ、土曜も勤務日のわが家も、壁を乗り越えなきゃならない!ということで、事前準備はしっかりしました。
「なんとかなるんじゃない?」と他人事のように言う夫に、長男が小学校へ行くことで難しくなる作業5つの内の1つをお願いすることにしました。
- 毎日の弁当作り(買物含む)
- 朝、次男を保育園へ送る(車で往復30分)
- 朝、長男を小学校へ送る(学童開始8:30までの対応も)
- 夕方、次男を保育園に迎えに行く(車で往復30分、門限あり)
- 夕方、長男を小学校に迎えに行く(延長保育は迎え必要)
夫が選んだのは、5番の小学校へのお迎え。
ベビーシッターに頼んだら、何とかなると思ったようです。(お金で解決しようと思っって感じですねw)
世の中、そんなに簡単に行かないのよ~。
役に立たないベビーシッターにびっくり!
私は朝の学童への登校をお願いするために、2つの市のファミリーサポート制度に登録し、面接し、何とか学童保育が始まる前の1時間をお世話してくれる方を見つけることができました。
後は、毎日お弁当を作って、朝に2人の子どもをそれぞれ送り届け、定時に仕事を終わらせて、下の子を迎えに行くという作業です。
夫はというと、職場でベビーシッター業者のリストをもらってきました。
内閣府のベビーシッター派遣事業で、そのリストに掲載されている業者なら、1回につき2,200円の補助が受けられるというものです。
当時は、私も「2,200円も補助があるんだって!やったね」なんて思ってました。その時点で、相場や現実を知らなかったのです。無知でした。
入会金が数万円で補助対象とならない、1回3時間以上からしかお願いできない、短期では契約できない、適当な時間に働けるスタッフがいない、なんてことばかり。
それでも我慢して頼んでみたものの、結局、子どもと一緒にテレビを見るベビーシッターさんを、帰ってきた夫が怒って追い出す、なんて結果だったりしました。
一番しっかりしていたのは子どもだった!
そんな共働きの夫婦にとって高かった壁も、いとも簡単に解決したのは子どもでした。
学童保育終了時間に、学校から歩いて1人で帰宅し、鍵を取り出し、自分で家に帰るようになりました。
家では、テレビをつけてソファーに転がり、一人の時間を楽しんでいます。わざわざ追加料金を払って、延長保育をお願いし、迎えに行く必要はなかった。
今年、小学校1年になる次男も、一人で帰ってきています。長男ほどしっかり(ちゃっかり)していないのですが。
つい最近まで、保育園に通ってた子供からは想像できませんが、小学校1年生って、そうやって一人でできるようになる時期なんですね。
保育園の送迎どころか、小学校は自分で行って帰ってくるので、一気に朝夕の時間が楽になりました。
まだまだこれから小1の壁にぶつかる方は、本当に大変だけど、子どもの力を信じて頑張って乗り切って~と応援したいです。