2018夏 シンガポール 動物園・博物館 子連れ旅行

シンガポール動物園はここがすごい!みどころをまとめてみた

投稿日:2018年10月5日 更新日:

シンガポール動物園は、地元住民にはもちろん、観光客にも大人気の動物園です。

 

日本の動物園と何が違うのかは、実際にゆっくり訪問してみるとわかります。

そこで、実際に丸1日訪問してわかった、すごい点や見どころについてまとめてみました!

ぜひ、動物園に行く時の参考にしてください!

 

 

熱帯の自然保護区の中というすごさ!園内には野生動物も!

シンガポール動物園があるのは、市街から車で北へ30分ほど行った自然保護区の中です。

アッパーセレター貯水池に面した場所で、28haの広さ(上野動物園の2倍ほど)があります。

 

動物園が開園したのは1973年で、1994年にナイトサファリが、2014年にリバーサファリが、隣り合う位置に開園しました。

それぞれの施設の詳細はこちら。

 

これらの動物園はそれぞれテーマを持っており、この自然保護区の窓のような役割を果たしています。

 

運営は、ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)で、国のサポートを受けて自然保護活動をおこなっている団体です。

そんな背景の動物園なので、見どころの1つ目は「園内の自然!」です。

 

例えば、動物園入ってすぐにある「ツリートップス・トレイル」は、自然林の間に作られたボードウォークから動物たちを見ることができます。

デッキ通路のはるか下、水の中には、ガビアルモドキがいました。

森の中にはテナガザルがいるそうですが、そびえ立つ大きく複雑な自然林のどこにいるのかわかりません!

自然の豊かさと壮大さを感じます。

 

なお、「園路にサルがいる!」と思ったら、野生のカニクイザルでした。

まわりの自然保護区から動物園に、動物たちが入ってくるようです。

 

 

オープン・システムの展示!樹上のオランウータンは必見!

シンガポール動物園の見どころの2つ目は、その展示手法です。

自然の森を利用し、柵や檻を設けない展示手法で「オープン・システム」と呼ばれています。

 

動物と来園者の間は、堀や水、塀、植物などで仕切られています。

そのため、園内を歩いていても、無機質さや圧迫感がありません

ホワイトタイガーとの間は、水堀で仕切られていました。

緑豊かな飼育環境は、動物園と思えないほどです。

 

園内を歩いていると、はるか樹上にオランウータンがいました!

ここです!ここ!

オランウータンの展示場は、別の場所にあるのですが、そこからロープが園内の木の高い部分に渡されており、オランウータンはそこを利用して自由に移動できるようになっているのです。

頭上のオランウータンにまったく気がついていない来園者もたくさんいました。

 

大きな体なのに、はるか高い場所をひょいひょいと渡っていくオランウータンの姿は必見です!

シンガポール動物園では、頭上をチェックしましょう!

 

子どもも大人も楽しませる工夫がいっぱい!1日では見きれない!

園内ではショー餌やりなどのイベントが、さまざまな場所でおこなわれています。

また、一番奥にはこども向けのキッズコーナーがあり、水遊びもできちゃいます。

園内は、トラムが頻繁に走り(乗車5ドル)、さまざまなオブジェやゆっくり座れる空間が用意されています。

 

この、万人を楽しませる工夫が、見どころの3つ目です!

 

ゾウのショーは、「エレファント・アット・ワーク・プレイ・ショー」と言います。

ショーというと「動物に芸をさせる」というイメージですが、これはゾウの仕事と遊びを見せます、という感じのようです。

実際、ショーでは木の丸太を動かしたり、高い木の先にあるものを取ったりしていました。

 

他にも、全部で4種類のショーがあります。

ショーの種類と所要時間
 ゾウ(Elephant Presentation) 20分
 熱帯雨林(Rainforest Fights Back) 20分
 アシカ(Splash Safari) 20分
 どうぶつたち(Animal Friends) 20分

どのショーも、午前1回、午後1回ほどの開催で、たくさんの人が集まります。

そのため1日いても、すべてのショーを見るのは無理です。

 

動物のオブジェは、いたるところにあって、触ったり、記念写真を取ったりすることができます。

例えば、この爬虫類館のヘビのオブジェ、配置といい光の当たり具合といい、なかなか良くできていますよね。

 

園内の雰囲気は、欧米の動物園に非常に似ている部分があり、質の高さを感じます。

一方で、オランウータンとの記念写真(有料)などは、いかにもアジアの雰囲気。

写真撮影中もオランウータンの子どもたちは、ウロウロと遊んでいました。

 

鉄格子の檻が並ぶ展示などは一切なく、自然の緑の中で、たくさんの人が楽しめるように工夫された動物園でした。

コモドドラゴンもいましたよ。

 

人気の理由がわかる動物園でした。

 

 

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