シンガポールには観光地として大人気の三大動物園、「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」があります。
隣接した場所にあるのですが、すべて入園料、開園時間が別!
そこで、それぞれの特徴をまとめるとともに、どのように訪問のプランを建てればいいか、まとめました!
3園それぞれの開園時間と料金は?
これらの動物園は、シンガポール野生動物保護協会(Wildlife Reserves Singapore(略してWRS))が運営しており、マンダイ地区と呼ばれる市内から車で40分ほど離れた場所に並んでいます。
場所こそ隣あっていますが、開園時間も入園料もすべて別!
シンガポール動物園 8:30-18:00 35 (23)ドル
リバーサファリ 10:00-19:00 32 (21)ドル
ナイトサファリ 19:30-24:00 47 (31)ドル
( )内はこども料金 (2018年9月現在)
料金はそれぞれ3000~4000円ほどと、それなりにいいお値段です。
入園するからには満喫したいものですが、それぞれイベントがあったり、トラムが走っていたりするので、滞在時間をいつ、どのぐらいにするかも考えた方が良いと思います。
また子連れだと、こどもがどの程度楽しんでくれるかも検討したいところです。
シンガポール動物園は広い!所要時間は?
シンガポール動物園は、朝8時半から開園しています。
朝食会場にオランウータンがやってくる「ジャングル・ブレックファスト」(別料金35ドル)に参加するのでなければ、朝一番に行く必要はないかも。
面積は上野動物園の2倍ほど(28ha)とそれなりに広いうえ、園内では様々な動物のショーや餌やりがおこなわれているので、それらをどこまで見るかで所要時間が決まってきます。
大きなショーは、以下の4種類。それぞれ、午前1回、午後1回の開催です。
動物園のショーの種類と所要時間
ゾウ(Elephant Presentation) 20分
小型動物など熱帯雨林(Rainforest Fights Back) 20分
アシカなど海洋動物(Splash Safari) 20分
イヌなどの動物たち(Animal Friends) 20分
ショー自体はすべて無料で、20分ほどです。
しかし、事前に席を確保し、ショー後の餌やりや記念撮影などに参加していると、1時間は必要になります。
そのため、1日滞在してもすべてのショー見ることは難しいので、興味に合わせて見るショーを選び、ショー会場に向かいましょう。
キリンやシロサイなどへの餌やり体験は1日1~3回開催され、餌代の5ドルが必要です。
動物に近づくことができ、収益は動物たちの保護に使われるので、好きな動物がいれば体験するのも良いかも。
こどもは、キッズワールドがお勧めです。
家畜とのふれあい(有料)や、遊具(一部有料)、水遊びのゾーン(無料)があります。水着を着て水遊びをしたら、1時間ほどは遊んじゃいますね。
園内はトラム(5ドル必要)でまわることもできます。お土産物屋やレストランも充実しています。
園内をずっと歩いていると暑いので、適度に休憩しながら楽しむ必要があります。
動物園を満喫するには、午前中に訪問し、ショーを見たりお昼を食べたりして4~7時間滞在するのが良いかもしれません。
リバーサファリ、ナイトサファリの所要時間は?
リバーサファリは10時開園で、12haの敷地に作られた散策路を、時計回りにぐるりと一周する構造になっています。
ゾーンごとに、8つの大河の特色ある雰囲気の展示なので、「次は何だろう?」とどんどん進んでしまいます。
一番奥のパンダ展示とレストラン、デッキを渡った先のリバーサファリクルーズ(無料)とアマゾンリバークエスト(5ドル必要)、そして「Once upon a River」という動物ショー(無料、2018年夏より開始)が時間のかかるポイントです。
リバーサファリのイベント
貯水池ボート周遊(River Safari Cruise) 15分 無料
動物エリアのアトラクション(Amazon River Quest) 10分 大人5ドル
動物ショー(Once upon a River)一日2回20分 無料
動物ショーは園内中盤での開催で、11時半と15時半スタートなので、それに入園時間を合わせるのはなかなか難しいと思います。
お土産物屋やレストランは、リバーサファリを出たとこにあります。
所用時間は、2〜4時間ほどになると思います。
ナイトサファリは、19時半からの開園です。
ただ、門前のレストランなどは17時半に開くので、動物園やリバーサファリに行く人は、夕食を食べてから入ることになるでしょう。
敷地面積は35haで、園内はぐるりとトラムで回ることができます(地図の灰色部分)。
歩いて動物を見る4種類のトレイルもあります(地図のピンク、橙、赤、黄色部分)。
ナイトサファリのイベント
トラム乗車 40分 多言語トラムは別途10ドル
火と踊りのショー(Thumbuakar Performance) 15分
ナイトショー(Creatures of the Night Show) 20分
トラムの乗車時間は40分ほどですが、乗車のための待ち時間が10~50分ほどかかります。
ナイトショーも混み合うので、20分ほど待つ必要があります。
旅行会社のツアーでは、夕食付トラム優先搭乗などがありますが、すべてのトレイルを満喫するプランまではないようです。
所要時間は、2~4時間です。
全部に行きたい場合は、どのように回るべき?
これら3つの動物園を1日で行こうと思うと、以下のようになります。
9:00頃 シンガポール動物園、園内で昼食
15:00頃 リバーサファリ、門前で夕食
19:30頃 ナイトサファリ、トラム乗車
しかし、シンガポールは赤道直下!
朝から、こんなにハードスケジュールだと、絶対ナイトサファリのトラムで寝ますw。
お勧めは、「シンガポール動物園で1日」、「リバーサファリとナイトサファリで半日」の1日半プランです。
このプランなら、動物園でショーを満喫できますし、ナイトサファリでもトラムやトレイルを楽しめます。
動物園の帰りにオーチャード観光を組み合せるのもおすすめです。
午前のスタートを遅めにして、2つのサファリを満喫するのも良いと思います。
せっかくの3大動物園の観光、しっかり楽しんでくださいね!!