小学校3年生の長男、とうとう「そろばん」を辞めました。
小学校1年の終わり頃から習い始めたので、1年ちょっと習ったことになります。今回、どうして辞めることになったのか?
「得意な教科は算数」の長男が、そろばんから得た効果と、辞める理由についてまとめてみました。
そろばんを始めたのは、小学校1年生の3学期だった!
長男がそろばんを習い始めたのは、小学校1年生の2月でした。
本人も、ちょうど小学校生活に慣れ、何か習い事を始めたい時期だったのだと思います。私がチラシをみて「そろばんでも習ってみる?」と聞いたら、「うん。やってみたい。」ということで、まずは体験を申し込みました。
体験では、知り合いがいるわけでもないし、教室ではそれぞれがもくもくと問題をやっている状況でした。
「もう行かない」と言うかな?なんて思っていました、意外にも体験後は「行きたい」とのこと。手続きをして、学童保育の後に通うことになりました。
「週2回以上でないと、子どもは忘れてしまいますよ」とのことだったので、月曜と水曜の週2回通うことにしました。
この日は、朝から小学校にそろばんカバン(目立つ黄色!)も持って行って、学童保育を少しだけ早く早退して、そろばんに向かう生活が始まりました。
そろばん効果!小1からそろばんを習うと、親も楽だった!
そろばんは、実家にあったものを利用しました。40年以上の年代ものです。
じゅうぶん使えるし、実家の母もそろばんの有効利用を喜んでくれました。
また、そろばんに通うことで、帰宅時間もちょうど良くなりました。
そろばん教室に1時間滞在することになるので、帰りも学童より1時間ほど遅くなることになります。
通常は、長男が一番に家について鍵を開けることになるのですが、そろばんの日は親が先に家に帰ることができ、帰ってきた長男を迎えてあげることができるようになるのです。
そして、一番「そろばんの効果があった!」と思ったのは、2年生の2学期から始まる九九の暗記!
九九の暗記は、小学校算数の最初の難関とも言われ、家庭での努力もかなり必要とされると聞いていました。
しかし、そろばんでしっかり教えてくれたおかげで、学校でも苦労することなく、家庭でも「覚えなよ!」どころか、「覚えているの?すごいね」で過ぎ、親も大変楽な思いをしました。
学校で九九を習う(2年生の2学期)前に、そろばんに行っておくのは、おすすめですよ~!
6級では役に立たない?!けど、成果はじゅうぶん
そんな成果もあり、「算数は得意」「計算は早い方」と自分でも言っています。
では、なぜ3年生の1学期にそろばんを辞めるのか?それは、ちょっとしたきっかけが重なったからです。
まず、一番大きいと思われる理由は、先生が変わってしまったこと。
そろばんの大会にも出る”競技者”だった先生が移動になり、声が小さなおばさん先生になってしまったのです。何を言っているのか誰もわからない、という状態になったそうです。
それに、珠算6級、暗算5級になって、そろばんが難しくなるとともに、そろばんってこんなものだ、とわかったのも、理由のようです。
6級になると、割り算の割る数が2桁になって、すぐに答えが出なくなります。そして、このぐらいの級から、スピードと正確さがどんどん求めれれるようになります。
長男は、頑張って級をあげていくというものには、興味を持てなかったようです。
そして私が、そろばん教室からもらってきたワンタッチそろばんのチラシを見て、「買わなきゃいけないのかな?いつまで習うの?」と聞いたのも、大きなきっかけだったようです。
「親が言うなら、そろそろやめようかな?」という感じでしょうか?やる気のない親ですね。
こうしてやめたそろばんですが、そろばんが嫌いになったわけではないようです。
先日も、自分でそろばんを出してきて、ポケモンカードのダメージを計算していましたw。
また、本人がそろばんを習いたくなったら、習えばいいかなと思っています。