ブルックフィールド動物園は、シカゴ西の郊外にある広くて大きな動物園です。
ユニオン駅からメトラで約30分、「Hollywood (Zoo Stop)」駅で下車し、徒歩10分で正門・・・のはずでしたが、乗車した電車がその駅に止まらず、次の「ブルックフィールド」駅で降りました。
途方に暮れる私たちに、駅前の喫茶にいたおじ様が「バスに乗れ」と教えてくれます。そこで、駅前からバスに乗ると、動物園の北門に着けました。
親切なおじさん、ありがとう!
■Brookfirld Zoo
入園料は、大人17.85$、小人12.50$ですが、私たちは、「Build-A-Ticket」という、入園料と3種のオプションが選べるチケットを購入しました。
大人26.95$、小人18.95$でした。
ちなみに、オプションは以下の通りで、私と長男は最初の3つを選択しました。
・イルカのショー (Dolphins in Action)
・ふれあい動物園 (Hamill Family Wild Encounters)
・子ども動物園 (Hamill Family Play Zoo)
・サファリカー (Motor Safari)
・メリーゴーランド (The Carousel)
・バラフライ庭園 (Butterflies)
園内地図を見ても、かなり広いことがわかります。正門と北門を貫く道の真ん中に、ルーズベルト噴水が位置します。
実際に、正門から噴水を撮影した写真がこちら。
噴水まで遠い!北門見えない!
こうした道、意外と子どもは飽きちゃって歩いてくれないものです。そこで、園内ワゴンを借りました(10$)。長男、喜んでワゴンに乗り、ポップコーンを頬張ります。
■Hamill Family Wild Encounters
「ふれあい動物園」では、ヤギの餌やりや触れ合い、アルパカやリャマ、トナカイなどのヒトと共存する動物の展示、ワラビーとエミューの通り抜けのエリアなどがありました。
インコの建物では、餌を付けた棒を購入(1$)。じっとしていると、インコが棒にとまり、餌をつつきます。長男、動きを止め、集中しています。
この動物園には、室内展示も大規模のものがあります。
■The Living Coast
「リビング・コースト」という建物には、魚類やコウモリ、ペンギンなどがいました。ベビーカーやワゴンを止めるスペースに荷物を置いて、中を見学します。
屋外部分には、ペンギンのように遊べる噴水があり、子どもたちがびしょ濡れになって遊んでいました。
当然そこで遊びたがる長男ですが、さすがにここでびしょ濡れは困るので、少し北のプレイゾーンに行きました。長男は滑り台などで遊び、私はコーヒー休憩です。
■Tropic World
この「熱帯の世界」の建物も、大型室内展示の代表です。
タマリンやオマキザル、クモザル、オランウータン、ゴリラなど、霊長類を中心に、アリクイや鳥類が組み合わされて展示されています。建物を進むと、「南米」、「アジア」、「アフリカ」の順で雰囲気が変わります。
すごい室内の規模とその雰囲気に、堅いくねった木が特徴の惑星に来たような感覚です。しかし、ゴリラは群れで飼育されていて、子どもたちがいたのはさすがでした。
■Hamill Family Play Zoo
「子ども動物園」には、子どもが喜ぶ様々な空間がありました。
柔らかいクッションのあるキッズコーナーはもちろん、キツネザルの展示横にキツネザルのように遊べる場所があったり、トカゲに触れたりもします。飼育体験のできる部屋では、ゴキブリが飼育されていました!
長男は、一通り体験した後、ボランティアと思われる年配男性と向き合って座り、植物のカタログを切って、のりで貼り付ける作業をしていました。まったりした時間が流れます・・・。
長男なりに満喫できたようです。
ブルックフィールド動物園はとても大規模なので、気候が良くて時間のある日に訪問するのがお勧めです。
大型室内展示など、日本の動物園とはかなり雰囲気も異なり、「アメリカの動物園」を感じる動物園でした。
こどもにおすすめ度 ★★★★ でした!