海外「旅育」 海外「旅育」のすすめ

海外旅行は金持ちの娯楽?!安くて安全な海外「旅育」計画

投稿日:2018年11月10日 更新日:

「こどもと海外旅行に」なんて聞くとお金持ちのイメージかもしれません。しかし、わが家の子連れ海外旅行はかなり安い価格です!

 

海外に行く目的も、「ゆったり豪華に過ごす」のではなく、「国際社会の中で生きていく力をつける」ための「旅育」。

そのため、最初から旅の設定が違うのです。

 

そこで、「旅育」としての海外旅行安く安全にあげる工夫についてまとめました。

 

 

ツアーやパック旅行はやっぱり高価!個人手配で格安に!

旅行会社のパンフレットを見ると、なかなかお高いお値段が並びます。

 

それもそのはず、こうした旅行会社の「募集型企画旅行」は、きちんと実行されるための費用などがたくさん含まれています。

企画、広告、募集、現地手配、添乗員、現地係員の費用など、たくさんの人の協力や努力によって成り立っている旅行なのです。

 

 

一方、旅行会社などを通さず自分で直接手配していく自己手配は、こうした作業を1つ1つ自分で行わなければなりません。親が引率者となるため、ある程度の旅慣れが必要ですし、トラブル時に責任を負う覚悟も必要です。

しかし、そうしたリスクも含めて旅行計画を立てることは楽しいことです。さじ加減で、格安で細かいニーズにも対応することもできます。

間に入る人が少ない分、価格はかなり安くなります。

 

実は私、旅行の計画を立てることが大好き!20代の頃から自己手配で旅行に行くことも多く、最近では「国内添乗員資格」もとりました。

「旅育」用の旅行を手配するのも、なかなか楽しい作業なのです。

 

 

行先を決めたら、一番最初に調べるのが飛行機です。

飛行機の値段は、「行先」や「旅行時期」、「航空会社」、「グレード」、「事前購入」、「直行か経由か」などで大きく変わります。

例えばシンガポールに行く場合、年末の直行便なら往復20万円のところ、シーズンオフのLCCなら、2万円です。

飛行機だけでも、ちょっとした工夫をするだけで値段は10倍以上変わるのです。

 

 

こうした事情を踏まえながら、休みの時期やこどもへの負担を考え、安さと安全を考えて「旅育」をどのラインで設定していくかがポイントとなります。

 

 

移動は公共交通機関が最安値!街を楽しむ!

現地での移動は、公共交通機関が最安です!

まず、飛行機で現地に着いたら、次は市内へ移動することが多いと思います。その手段は、リムジンバス、タクシー、送迎サービスなどいろいろありますが、やはり一番安いのが公共交通機関!つまり電車やバスです。

たいていの場所は、数百円以内で行けてしまうのです。

 

こどもなら、無料だったりこども料金だったりと、割引があるのも魅力です。

電車やバスを利用すると、現地の人々の雰囲気を肌で感じることができます。

乗り方や料金の支払い方を学び、車窓からの風景も楽しみ、同じ車両に乗った人との交流もあったりします。

こどもを連れて電車に乗って嫌な顔をされるのは日本だけですし(←断言w)、こどもに声をかけてくれたりと現地の人の温かい気持ちを感じることができるので、親にもお勧めです。

安いながら「旅育」としての重要な体験が、しっかりとできるのです!

 

わが家が好んで利用するのは、乗り放題のパスチケットです。

金額や支払方法を気にすることなく、「ピッ」で乗れるのがとても便利です。こどもも楽しんで、「ピッ」を利用すること間違いなしです。

 

シカゴは「CTAパス」を使いました。

台北は「48時間パス」を使いました。

シンガポールは「ez-linkカード」を使いました。

 

 

 

 

宿泊は利便性を優先!こどもはどこでも寝れる!

飛行機代や電車代などの「移動代」以外に旅行代金に占める割合が高いのが、ホテルなどの「宿泊代」です。

 

当たり前ですが、宿泊は泊まる日数が1日増えると料金も増えます。だからと言って、数日の滞在では、飛行機代がもったいなくなります。

せっかく海外に行ったからには、ゆっくり滞在したいもの。そのため、1泊の宿泊代をどれだけ安くするかがポイントとなります。

 

海外での宿泊料金は、人数ではなく部屋代であることがほとんどです。つまり、一人旅で1部屋使う値段と、2人の子供を連れて1部屋使う値段は一緒になります。

そのため、こどもを含め2~4人1部屋がおすすめです。

 

ドミトリーなどの相部屋は安いことが多いですが、幼いこどもだと迷惑をかけてしまうかもしれないので、選択肢として外します。

また旅行中は、子連れでも夜に帰ってくることもあるので、治安の悪い地域や風俗街になどは避けたいものです。

 

 

そうでない安宿になると、「ベッドの寝心地が悪い」「シャワーの出が悪い」「バスタブがない」「従業員の対応が悪い」「アメニティ用品が少ない」「壁が薄くうるさい」などの条件が出てきます。

ここは、生きていく力を身につけさせる「旅育」なので、受け入れましょうw。

実際、こどもはどこでも寝れるものです。

 

 

ホテル滞在中は公共交通機関を使うことになるので、「バス停や電車の駅の場所」や「目的地へのルートの確認」も重要です。

駅などに近く乗り換えができるだけ少ない場所も良いでしょう。

滞在も3日を過ぎてくると、様々な位置もわかり、使いこなせるようになります。その地域に愛着がわいて来るので不思議です。

 

長期の滞在では、コインランドリーのあるホテルを選ぶのも良いでしょう。旅行中に1回でも洗濯ができると、荷物が少なくて済むし、カバンの中もすっきりします。

 

シンガポールでは、駅近でコインランドリーとプールがあるホテルを選びました。

 

 

「旅育」は、こどもはもちろん、親も成長できる旅です。

こどもがしっかり自立してくれるまで、親子での「旅育」を楽しもうと思います。

 

 

 

 

 

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フルタイム勤務を20数年するも、仕事と育児の両立は大変で、退職。そして起業しちゃった!

わが家独自の教育方針(旅育、外遊び最強、塾に行かせない等)で育てた2人のこども(2010、2013)は、すくすく育ってくれています。

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