シンガポールは、ほとんどの観光地へ電車(MRT)とバスを使って行くことができます。
値段も安く、清潔で安全、子連れでも安心して乗ることができました!
今回の滞在では、「イージー・リンク・カード(ez-link card)」を購入して、1週間使いました。
空港から市街地への移動はもちろん、市内観光や動物園に行くのにも利用できますよ!
交通カードの種類と値段、こども料金は?
交通カードの種類は、以下の3種類です。
・通常カード(Standard Ticket) 乗車料金+0.1ドル
・ツーリスト・パス(Passenger Pass) 1日用20ドルなど
・イージー・リンク・カード(ez-link Card) 12ドル
どれも名刺サイズのカードになっています。
(そもそも改札機に、かざして「ピッ」とする場所はあっても、乗車券を入れる場所はないのです!)
通常カードは、乗車のたびにチャージして6回まで使えるというもの。通常(スタンダード)なのにややこしいです。
利用3回目に0.1ドルが帰ってきて、6回目に0.1ドルの割引があるそうです。
ツーリスト・パスは、旅行者向けの乗り放題パスです。
1日用20ドル、2日26ドル、3日30ドルの3種類あって、5日以内に返却すればデポジット10ドルが返ってきます。
これにしようかと思いましたが、今回の滞在は7日間だし、ツーリスト特典などをうまく使わないと割高になりそうだったのでパスしました。
イージー・リンク・カードは、完全チャージ型のカードです。
12ドルで購入しますが、5ドルはカード代で7ドルがチャージされている分です。
乗車料金の設定は通常カードより安く、MRTからバスに乗り継ぐ場合(反対も)は、乗換え時にかかる初乗り料金が無料になります。
チャージは、駅の券売機で10ドル単位、返却時はチャージ分の払い戻しもできるとのこと。
今回の旅行では、イージー・リンク・カードを購入することにしました!
購入場所は、駅の窓口やコンビニなど(カードはコンビニの買い物でも使える!)です。
私は、シンガポールに着いて早々に使いたかったので、チャンギ国際空港駅の窓口で購入しました。
ちなみに、こども料金はありません!
身長90㎝以下は無料、90㎝以上は大人と同料金です。上の写真、改札口右手の男の子の看板が90㎝を示しています。
7歳の長男は、身長110㎝。大人料金の12ドルを支払ってez-linkカードを受け取りました。
利用方法は、入口で「ピッ」とするだけ。
画面には、カードの残額が表示されます。子どもは残り金額を確認して楽しんでいました。
ナイトサファリではパスケースを買って、旅行中ずっと使っていましたよ。
2階建てバスにも乗れる!市街地のルートは要チェック!
このカードを使えば、バスにも「ピッ」で乗ることができます。
市内を走るバスは多く、中には2階建てバスもあります。
小雨の降る日、この2階建てバスに乗ってマリーナ・ベイ・サンズ方面に行きました。
荷物も置けるし、暑い日もクーラーがきいているし、バスの2階の一番前に座って、ちょっとした市内観光です!
降車方法は日本と同じ。車内のボタンを押せば、次の停留所で止まってもらえます。
しかし、バスの車内放送はないので、降りる場所には要注意です!
市街地の路線図は複雑なので、市街地に向かう分にはいいけれど、市街地を通り越すと、どこに連れていかれているのかわからない状態になります。
市内はたくさんのバスが走っていて、ルートも複雑。
バスに乗って迷子にならないようにしましょうw。
動物園にも電車とバスで!旅の最後は払い戻ししよう!
シンガポールはタクシーが安いので、ガイドブックを見ると「タクシーが便利」と書かれていますが、電車とバスでも簡単に行くことができます(多少、時間はかかります)!
MRTは5路線ありますが、色分けされており、車内の表示もわかりやすいので、降りる駅を間違うことはありません。
また、駅前のバスターミナルはとても整備されているので、乗りたいバスの番号がわかれば、その場所へ簡単に行くことができます。
写真右上の番号が、バスの番号です。
ちなみに、シンガポール動物園やナイトサファリなどがあるマンダイ地区へは、アン・モ・キオ駅から138番のバスです。
ジュロンバードパークには、ブーン・レイ駅から194番のバスです。
1週間の滞在でしたが、ez-linkカードを毎日使いました。途中、10ドルのチャージを2回しました。
最終日、ホテルから空港駅まで利用し、改札口を出た後、窓口で払い戻しをおこないました。
チャージ分は、小銭まで返却してくれます。
このカードを利用したおかげで、移動費はとても安くなったような気がします。
(また別で、実際に計算してまとめてみようと思います。)
なかなか、旅行を楽しめたez-linkカードでした!
なお、「旅育」には断然「交通パス」を利用するのが良いと思います!
シカゴでは、CTAパスを使いました。
台北では、48時間パスを使いました。