本をプレゼントしたいと思っても、こどもの「年齢」や「好み」に合う本ってわからないですよね。
わが家は皆、本が大好き!2人の男児にも、たくさんの本を与えてきました。そこで、わが家の調査結果(?)から、3歳の男の子が好きな本をまとめてみました。
「親が読み聞かせた時に喜ぶ本」と「自分で楽しむ本」は違うので、わけて紹介します。また、「結構はまってる英語の本」についても紹介します。
3歳の男の子が「読み聞かせによろこぶ本」はこれ
わが家は寝る前、布団に入って10分ほどが「読み聞かせタイム」です。以前は、長男だけに読み聞かせていましたが、次男が3歳からはそれぞれに読んでいます。
お布団に入る前、長男は夫に、次男は私に読んで欲しい本を持ってきています。そこで、良く持ってくる本がこちら。
主人公の女の子が見たことのない森に迷い込み、そこで男の子や動物たちと「かくれんぼ」するという話。見開きの絵の中に、動物たちが森の枝や葉に紛れて隠れています。それを毎回、見つけるのが面白いようです。
1978年に発行されたということで、”懐かしい昭和”な感じの話です。森が秋の景色なので、秋に読みたい1冊かも。
なつこが道で出会ったのは、寒がりやの雪だるま。雪だるまはなつこの家に行って、体を温めようとします。うどんを食べたり、お酒を飲んだり、お風呂に入ったり…。
息子は、ページをめくるたびに雪だるまがどんどん小さくなっていくのが、楽しいようです。大人も、「そんなバカな」と思いながら、ほのぼのする冬の1冊です。
ご存知、バムケロシリーズの1冊。ケロちゃんは早起きして、バムたちとともに市場に向かい、お買いものを楽しみます。カラフルで、細部まで書かれた絵が楽しい本です。
絵の中にあるサイドストーリーを発見するのも楽しい本です(子はもちろん、親も!)。ソフトクリームを落としてたり、「バムとケロのさむいあさ」に出てくる「ネズミ」が、やかんを買ってたりします。読めば読むほどはまる本です。
3歳の男の子が「自分で遊んでいる本」はこれ
3歳になると、自分で本を楽しんでいたりします。このラインナップは、上で紹介した本とはまったく違う!音が出たり、ガチャガチャ遊べるのが好きなのは、やはり男の子だからかな。
様々なウルトラマンたちが怪獣と戦うシーンが掲載されています。10個のボタンがあり、それぞれにその戦いの時に発せられる声と効果音が入っています。
ぺらぺらと本をながめては、ボタンを押して楽しんでいます。母としては、同じような戦いの音を聞いて、何が面白いのかわかりません。
左右にまわせるハンドルと、ブレーキやアクセルボタンがついています。「バス」や「サファリカー」など、7種類の車から1つを選ぶと、それぞれのストーリーが始まります。
3歳だと、だんだん要求されていることがわかってきて、指示に従って車を正しく運転し、ゴールまで行くと嬉しそうです。わが家には同じシリーズの「でんしゃ」もありますが、なぜか「くるま」の方が人気です。
3歳の男の子が自分で学ぶ、おすすめの英語の本!
わが家の本棚には、英語の本も混ざっています。そういえば、3歳の誕生日プレゼントも英語の本でした。やはり以下の2冊はよく使っています。
タッチペンで絵や文字を押すと、読み上げてくれる本です。日本語モードと英語モードがあり、すべて声優さん本人の声です。
お値段も高いですが、ページ数も多くて内容満載。本はプラスチックのカバーで守られていて、タッチペンも定位置に一緒に片づけられるのが嬉しいですね。
動物のキャラクターたちが出てきて、いくつもの日常シーンの中で会話をします。タッチペンは大きくて無駄な機能もないので、赤ちゃんの頃から使えます。
内容が上記のアンパンマンとかぶるかなと思いましたが、こちらは「英会話に特化」されているので、まったく問題なく使い分けられています。
例えば、公園のシーンで砂場で遊んでいる子が「I can make a big castle」と言うのですが、発音が面白いのか、3歳になったばかりでこの言葉を言った時にはびっくりしました。
英会話が明るい音楽になっているのも、良い感じです。ページもしっかりしているので、アンパンマンよりふにゃふにゃになりにくいのですが、タッチペンをつけておく場所がなくって、時々探します。
本好きな一家ですが、やはりテレビをつけてしまうと本を読まなくなります。
できるだけテレビの時間を減らし、暇な時間を作り、本を楽しめる環境づくりをしようと思います。読解力は小学校低学年のうちに身につけたいですからね。
こどもにおすすめ★★★でした。